フィギュアペア高橋・柴田組がSP5位 30歳誕生日柴田「笑顔で終わりたい」
五輪金メダリストの助言で成長…「あれがターニングポイントだった」
金メダリストからの指導も力になった。1月、トップ選手が集うスターズオンアイスに出演。カルガリーとリレハンメルの五輪金メダリスト、エカテリーナ・ゴルデーワ(ロシア)から助言を受けたという。
「サルコーのジャンプがなかなか決まらず、そこで声をかけてもらって。あれがターニングポイントになった。全日本から日に日に技術も含めてレベルアップできた」(柴田)とアドバイスを吸収し、成長に結び付けた。
この日、柴田は30歳の誕生日。「特に誕生日だからとか(意識は)なかったけど、シーズン最後の大会なので、練習してきたことを本番で出せるようにしたい。いい滑りをして笑顔で終わりたい」。25日のフリーでメダル獲得を自らへの誕生日プレゼントにするつもりだ。
3位の北朝鮮ペアとは16.44点差。高橋は「2人で膝の動きを合わせてなめらかな滑りができたらうれしいし、いい日になると思う」と決意を込めた。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer