大谷翔平のMVPを諦めないLA紙が注釈 最有力ジャッジとは「違いが存在。オオタニは…」
全米野球記者協会(BBWAA)が7日(日本時間8日)、今季の各賞の最終候補者3人を発表した。ア・リーグMVPのファイリストに入ったエンゼルス・大谷翔平投手について、米地元紙「ロサンゼルスタイムズ」は「オオタニがやったことは今までも行われていない」と受賞をプッシュしている。
各賞のファイナリスト3人を発表
全米野球記者協会(BBWAA)が7日(日本時間8日)、今季の各賞の最終候補者3人を発表した。ア・リーグMVPのファイリストに入ったエンゼルス・大谷翔平投手について、米地元紙「ロサンゼルスタイムズ」は「オオタニがやったことは今までも行われていない」と受賞をプッシュしている。
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打っては34本塁打、投げては15勝と二刀流の躍動を見せた大谷。昨季に続くMVPの受賞が期待され、今季も最終候補者入りを果たした。最大のライバルと目されるのがア・リーグ新記録となる62本塁打を記録し、チームを地区優勝に導いたヤンキースのアーロン・ジャッジ。ワールドシリーズを制したアストロズのヨルダン・アルバレスとともにファイナリストに選出されている。
エンゼルスの地元紙「ロサンゼルスタイムズ」公式ツイッターは最終候補者の3人を紹介。全米メディアではジャッジの優勢が伝えられているものの、同紙は「オオタニとジャッジはどちらが選ばれても文句はないだろう」と一騎打ちとの見方を強調。「ただ違いが存在する」と続け、こう記している。
「ジャッジが今季成し遂げたことは今までにも行われてきた。オオタニがやったことは今まで行われていない。ベーブ・ルースでさえも」
ジャッジが記録した62本を上回る本数を記録した選手は過去にも存在する。一方で大谷が今季成し遂げた投打でのダブル規定到達は史上初の快挙。この“オンリーワン”を地元紙はリマインドし、熾烈を極めるMVP争いに注釈をつけていた。
(THE ANSWER編集部)