羽生結弦に「もう狂いそう」 アイスショーが中国でも話題、地元紙は「90分の独り舞台」
フィギュアスケートで五輪2大会の金メダルを獲得したプロスケーター・羽生結弦が4日から2日間、横浜で行われた初の単独アイスショー「プロローグ」で華麗な滑りを披露。チケットも争奪戦となった舞台で、詰めかけたファンを魅了した。プロスケーターとしての第一歩は熱烈なファンがいる中国でも話題を呼び、「チケット入手難!」「90分の独り舞台」など報じられている。
初の単独アイスショーは中国でも続々報道
フィギュアスケートで五輪2大会の金メダルを獲得したプロスケーター・羽生結弦が4日から2日間、横浜で行われた初の単独アイスショー「プロローグ」で華麗な滑りを披露。チケットも争奪戦となった舞台で、詰めかけたファンを魅了した。プロスケーターとしての第一歩は熱烈なファンがいる中国でも話題を呼び、「チケット入手難!」「90分の独り舞台」など報じられている。
中国紙「新聞晨報」は5日付で「チケット入手難! 羽生結弦が初の個人ショーを終える」と題した記事を掲載。「2回連続で冬季五輪フィギュアスケート男子シングル金メダルを獲得した羽生結弦が昨日、長い時間をかけて計画し、準備を進めてきた一人だけのショーを行った。引退後初の個人ショーである。今回の公演は日本でもチケットの入手が難しく、中国でもオンラインの生配信サイトがアクセス過多でつながらなくなったという」と伝えた。
また、中国紙「新浪新聞」は「90分の独り舞台 羽生結弦が引退後初の個人のショーを開催」と特集。「演技が始まると、羽生結弦は2018年の平昌五輪のフリーで滑った『SEIMEI』の曲に乗ってリンクに登場し、演技ではトリプルアクセルを3回跳び、新しい動作も組み込んでいた。このプログラムでは氷上に立体的な彩光が取り入れられ、光と影を動作に呼応させて素晴らしい視覚的効果をあげていた」と評した。
記事では、ソチ五輪ショートプログラム(SP)で演じた「パリの散歩道」を披露したことも紹介。「観客はその演技に熱く反応した」と会場の盛り上がりを伝えており、中国での関心の高さが伺える。それを表すように中国版ツイッターの「WEIBO」でも多く反応が見られた。
「羽生結弦の時代は永遠に終わらない。永遠に羽生結弦を支持する」
「私はいつになったら会場で羽生選手の演技を見ることができるようになるのだろう! もう狂いそう。どうしてこんなに素晴らしい演技ができるのだろう」
「誰か、羽生結弦を見に連れて行って」
「今日の公演では8つのプログラムを滑った。試合レベルの難度もプログラムもあったし、その場でリクエストするプログラムもあった。その上、来月には28歳になる羽生がビールマンスピンを3回も披露した。どのプログラムもミスなし。そうだったよね」
「画面を見ただけでユヅの人気がわかる。会場に行けるファンが羨ましい。満員の観客。ユヅは本当に見に行く価値がある」
新たな一歩を記した羽生。プロに転向してなお、中国で愛され続けている。
(THE ANSWER編集部)