打者も、実況も騙された“誤審”を米批判 「ワールドシリーズでこんなミスはダメ」
米大リーグのワールドシリーズ第6戦が5日(日本時間6日)、アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで行われている。2勝3敗と後がないフィリーズは初回にラッキーな“誤審”が生まれた。打者も見逃し三振と諦めた一球がボール判定に。米メディアが動画を公開すると、米ファンは「今すぐロボット審判を」を反応した。
ワールドシリーズで起きた珍事とは
米大リーグのワールドシリーズ第6戦が5日(日本時間6日)、アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで行われている。2勝3敗と後がないフィリーズは初回にラッキーな“誤審”が生まれた。打者も見逃し三振と諦めた一球がボール判定に。米メディアが動画を公開すると、米ファンは「今すぐロボット審判を」と反応した。
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まさかの珍事だった。初回先頭打席に入ったのはカイル・シュワーバー。1ボール2ストライクから内角高めの一球に体がわずかに反応したが、スイングはできず。ストライクと思い込み、ベンチへ歩き出した。しかし、球審はボール判定。投手のフランバー・バルデスも悔しそうなリアクションを取った。その場の全員が騙されたことを、実況のジョー・デービス氏が驚きまじりに伝えた。
「1-2からカイル・シュワーバーが見逃した。オー、彼は三振だと思ってダグアウトに歩き出していました! みんな三振だと思っていました! 唯一、その人の意見が重要である人(球審)を除いては」
解説のジョン・スモルツ氏も「ワオ」と笑いながら反応。一連の動画を米放送局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターが「ストライク3だと思ってダグアウトに歩き始めた」と記して公開した。米ファンからは「ワールドシリーズの第6戦はもっといい審判じゃないと」「今すぐロボット審判を」「ロボット審判歓迎」「ワールドシリーズでこんなふうに判定ミスっちゃいけない」と批判的な声が相次いだ。
この打席のシュワーバーは四球に。後続が倒れ、先制点とはならなかった。しかし、6回にシュワーバーが右越え先制ソロを放ち、1-0とリードした。
(THE ANSWER編集部)