大谷翔平がいても低迷のエンゼルス 同じ6月に監督解任→WS進出フィリーズとの差とは
ドンブロウスキー氏「大金を使うなら、正しい選手に費やさないと」
ドンブロウスキー氏がフィリーズの編成本部長に就いたとき、ブライス・ハーパー外野手、JT・リアルミュート捕手、アーロン・ノラ投手、ザック・ウィーラー投手というスター選手がいた。しかし、同氏は「オールスターたちがいるのに、彼らを補完する他の選手が十分でないなら、それはいいことではない。だからなんとかしてバランスを取る方程式を見つけなくてはいけない」とチーム編成におけるバランスの重要性を力説したという。
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記事では、その対照的にエンゼルスが頻繁にスター選手の獲得に投資しながら、必ずしもうまくいってきたわけではないと言及。ドンブロウスキー氏の「お金を使えるというのは素晴らしいこと。もし大金を使うなら、正しい選手に費やさないといけない」という持論も掲載した。
エンゼルスは新オーナーの意向により大谷翔平やミナシアンGMの去就の方向性も決まるとし、「エンゼルス以上に長くポストシーズンから遠ざかっているメジャー球団はいない。それは、リーグで2番目に大きな市場(ロサンゼルス)にあるチームで起こるべきことではない。新しいオーナーは確かに『私たちは勝ちたい』と言うだろう。しかし、行動は言葉よりも雄弁だ。そしてなによりも多くを語るのはスコアボードだ」と強いメッセージを記した。
(THE ANSWER編集部)