アストロズが思わぬ敵地の洗礼に苦戦 フィラデルフィアの街に食らった“断り”とは
米大リーグのワールドシリーズ第3戦が1日(日本時間2日)に行われ、アストロズは0-7でフィリーズに敗れた。試合が行われたフィラデルフィアのレストランはアストロズに対し、食事提供を拒否していたという。地元局は「おもしろいことに、彼らは苦戦している」と伝えている。
フィラデルフィアのレストランがケータリングを拒否
米大リーグのワールドシリーズ第3戦が1日(日本時間2日)に行われ、アストロズは0-7でフィリーズに敗れた。試合が行われたフィラデルフィアのレストランはアストロズに対し、食事提供を拒否していたという。地元局は「おもしろいことに、彼らは苦戦している」と伝えている。
敵はフィリーズだけではなかった。本拠地での2連戦を1勝1敗とし、敵地に乗り込んだアストロズ。しかし、複数のレストランからケータリングの注文を断られていたという。米ペンシルベニア州地元放送局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」が報じた。
同局は「おもしろいことに、彼らは苦戦している。この街で最高の食事を提供する人たちが、スポーツの忠誠を金よりも優先しているからだ」とアストロズの“苦悩”を紹介。「少なくとも2つの人気レストランがアストロズからのケータリング要請を断った」と詳細を伝えている。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」も「これが古き良きフィラデルフィアのホスピタリティだ」と表現。「フィリーズがワールドシリーズで勝てば、フィリーズの選手は二度とこの街で酒代を払わなくて済むだろう」「しかし、もし相手チームのメンバーとして入ったら……一切れでも手に入れられるよう幸運を祈る」と冗談交じりに記した。
試合はアストロズが5本のアーチを浴び、打線も沈黙。街全体からフィラデルフィアの洗礼を浴びた形となった。
(THE ANSWER編集部)