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PS大不振ジャッジの市場価値は「-15億円」と米分析 勝負弱さ露呈「10月の失望で…」

米大リーグで今季ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手はプレーオフは不発に終わった。特にリーグ優勝シリーズのアストロズ戦は16打数1安打の大ブレーキ。4連敗で散ったチームを盛り立てられなった。米メディアは今オフにフリーエージェント(FA)となる選手で、プレーオフで評価を高めた勝ち組と負け組の格付けを展開。「クラッチの対極」と勝負強さに疑問符の付いたジャッジは年俸総額15億円のマイナスと下された。

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

米メディアが「FA組のプレーオフ勝ち組&負け組」を特集

 米大リーグで今季ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手はプレーオフは不発に終わった。特にリーグ優勝シリーズのアストロズ戦は16打数1安打の大ブレーキ。4連敗で散ったチームを盛り立てられなった。米メディアは今オフにフリーエージェント(FA)となる選手で、プレーオフで評価を高めた勝ち組と負け組の格付けを展開。「クラッチの対極」と勝負強さに疑問符の付いたジャッジは年俸総額15億円のマイナスと下された。


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「MLBのFA選手で、このポストシーズンで市場価値を最も高めた選手と損ねた選手は誰なのか」というタイトルで格付け企画を行ったのは米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」。市場価値を損ねたFA選手の筆頭にジャッジが登場した。エンゼルスの大谷翔平投手とMVP争いを展開する歴史的な躍動を見せたスラッガーだが、アストロズ相手にプレーオフでは16打数1安打と沈黙。地元ヤンキースタジアムのファンからブーイングも飛び出すなど、批判も浴びた。

 記事では「聞いてほしい、それでもアーロン・ジャッジは大金を手にするだろう」とレギュラーシーズンに躍動したジャッジが今オフの契約でメガディールを手にすると分析しながらも、ポストシーズンを経て、市場価値は少なからぬダメージを受けたとみている。「もし彼がポストシーズン進出前に7年3億ドル(約442億円)級に値していたとするなら、またしてもとなる10月の失望の後、2億9000万ドル(約427億円)にまで下降するかもしれない」と指摘した。

 通算でもポストシーズンは44試合出場で、打率.211、13本塁打、25打点と苦しんでいる。記事では、年俸総額で1000万ドル(約15億円)下げる可能性があると分析。「彼はクラッチ(勝負強さ)の対極にいる」と大舞台における課題を指摘し、「レギュラーシーズンでのホームランを放つ能力でジャッジは究極的にリッチになるが、彼は明確にミスターオクトーバーの再来ではない」と評価した。

 ジャッジ同様に価値を下げたポストシーズン負け組のFA選手には、メッツのクリス・バシット投手、ブレーブスのダンスビー・スワンソン内野手、パドレスのウィル・マイヤー内野手、アストロズのトレイ・マンシーニ内野手の名前が挙がった。一方、大舞台での活躍で評価を高めた勝ち組にはかつてDeNAで活躍したアストロズのユーリ・グリエル内野手、ドジャースのトレイ・ターナー内野手、パドレスのピアース・ジョンソン投手、カージナルスのホセ・キンタナ投手が選ばれている。

(THE ANSWER編集部)


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