元エンゼルス・マーシュのWS躍動に日本人歓喜 NHK登場で「日本語は大谷から習った?」
米大リーグのワールドシリーズが28日(日本時間29日)、ヒューストンで開幕し、フィリーズが5点差をひっくり返し、アストロズに6-5で延長10回逆転勝ち。先勝した。ワールドシリーズで5点差逆転勝ちは20年ふり6度目。歴史的1勝に貢献した一人が、今季途中までエンゼルスに在籍したブランドン・マーシュ外野手だった。大谷翔平投手の同僚としても馴染み深い存在の躍動に、日本人も歓喜の声を上げている。
ワールドシリーズ第1戦
米大リーグのワールドシリーズが28日(日本時間29日)、ヒューストンで開幕し、フィリーズが5点差をひっくり返し、アストロズに6-5で延長10回逆転勝ち。先勝した。ワールドシリーズで5点差逆転勝ちは20年ふり6度目。歴史的1勝に貢献した一人が、今季途中までエンゼルスに在籍したブランドン・マーシュ外野手だった。大谷翔平投手の同僚としても馴染み深い存在の躍動に、日本人も歓喜の声を上げている。
ワールドシリーズの大舞台でトレードマークの髭がなびいた。3回までに5点をリードされたフィリーズ。しかし、4回に3点を返して迎えた5回、先頭の9番マーシュがメジャーを代表する右腕バーランダーの直球をとらえ、レフトへ二塁打を放った。自身にとって初出場のワールドシリーズで放った初安打を口火に、この回でチームは同点に。延長10回にリアルミュートの決勝弾で大逆転勝ちを飾った。
今季途中にエンゼルスからフィリーズに移籍し、大舞台で躍動したマーシュ。試合後はNHKのインタビューに登場し、「(ワールドシリーズは)素晴らしい体験だ。これは自分の力だけでなく、チームメート、本塁打を打ったリアルミュート、ブルペンの力で勝ち取った勝利」と誇り、自身の二塁打については「バーランダーは攻略するのが難しい投手。甘い球を見逃さず、好球必打で打てた」と振り返った。
最後はインタビュアーからお礼を言われると、「ドウイタシマシテ!」とカメラ目線で日本語を返したマーシュ。エンゼルス戦で馴染みのあった日本人からも、ネット上では「マーシュもニコニコでうれしい」「逞しくなったね」「日本語は大谷くんから習ったのかな」「マーシュさん活躍してるの胸熱」「楽しそうで何より」など歓喜の声。本人は「簡単に倒せる相手ではないけど、一つ一つみんなで力を合わせて勝ち進みたい」と表情を引き締めた。
(THE ANSWER編集部)