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アストロズがまさかの大逆転負け 5点差はWS史上20年ぶり、過去220勝5敗のデータ覆す

米大リーグのワールドシリーズが28日(日本時間29日)、ヒューストンで開幕し、フィリーズが5点差をひっくり返し、アストロズに6-5で延長10回逆転勝ち。先勝した。5点リードすれば、プレーオフ含め65連勝中だったアストロズにとって屈辱の敗戦で、今年のプレーオフ初黒星となった。

フィリーズが5点差をひっくり返した【写真:Getty Images】
フィリーズが5点差をひっくり返した【写真:Getty Images】

ワールドシリーズ第1戦

 米大リーグのワールドシリーズが28日(日本時間29日)、ヒューストンで開幕し、フィリーズが5点差をひっくり返し、アストロズに6-5で延長10回逆転勝ち。先勝した。5点リードすれば、プレーオフ含め65連勝中だったアストロズにとって屈辱の敗戦で、今年のプレーオフ初黒星となった。

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 ワイルドカードから勝ち上がったフィリーズが敵地であっと驚く大逆転勝ちだ。第1戦の先発を託したノラが3回までに5失点する苦しい立ち上がり。しかし、4回にアストロズのエース・バーランダーからカステラノスのタイムリー、ベームの2点二塁打で3点を返すと、5回には今季途中までエンゼルスに在籍したマーシュの二塁打を口火にリアルミュートの2点二塁打で同点に追いついた。

 ノラは5回途中で継投したが、以降はアルバラド、エフリン、スアレス、ドミンゲスと無失点継投で延長へ。そして、10回に先頭のリアルミュートが右翼席にソロ本塁打を放ち、ついに逆転。その裏を抑え、第1戦をモノにした。

 MLB公式サイトのサラ・ラングス記者のツイートによると、アストロズが5点以上リードして負けたのは昨シーズンの7月26日が最後。プレーオフを含め65連勝中でプレーオフに限ると29勝無敗だった。また、ワールドシリーズで5点リードしたチームの成績は220勝5敗、最後に負けたのは2002年第6戦のジャイアンツだった。

 アストロズにとってはこれ以上ない屈辱。また、その数字を裏返せばフィリーズの大逆転勝ちの価値がよく分かる。

(THE ANSWER編集部)


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