サンディエゴの写真家「パドレスが求めていることに対しての解決策」

　米大リーグでワイルドカードから這い上がり、リーグ優勝決定シリーズに進出したパドレス。しかし、同じくワイルドカードから出場したフィリーズに1勝4敗で屈し、ワールドシリーズ進出は逃した。パドレスのサンディエゴを拠点に活動する写真家は「パドレスが求めていることに対しての解決策」としてエンゼルス・大谷翔平投手がパドレスのユニホームを着用した精密すぎる“コラ画像”を制作し、反響を呼んでいる。

　もし、ひいきのチームに大谷がいたら……。1人でエースと主砲クラスの活躍をするのだから、そんな想像も膨らむ。

　サンディエゴを拠点に活動する写真家のウィル・ホールダー氏は「パドレスが求めていることに対しての解決策」とし、1枚の写真を掲載した。大谷がパドレスの白のストライプのユニホームを着て走っているもの。合成したものだが、その精度が極めて高く、一見すると本物のようにも見えてしまう完成度だ。

　パドレスは今季ドジャースに22ゲーム差を離された地区2位ながら、ワイルドカードでプレーオフに進出。エースのダルビッシュ有投手を擁してメッツ、ドジャースと次々に破り、リーグ優勝決定シリーズまでこぎづけたが、フィリーズに1勝4敗で敗れ、ワールドシリーズ進出の夢は叶わなかった。

　そんなチームに必要なピースとして、やはり二刀流は気になる様子。ホールダー氏が掲載した画像にも多くの反響が寄せられた。

「もしショウヘイと契約したならシーズンチケットを購入する」
「実現は難しいだろうな…」
「必要だ」
「期待させないで」
「100点の解決策」
「パドレスユニ似合ってるね」
「素晴らしいことだ」

　大谷は今シーズン投げて15勝、打って34本塁打と活躍。史上初めて投打ダブル規定到達を達成し、メジャーの歴史を塗り替えた。エンゼルスはプレーオフ進出を逃したものの、一人二役で戦力になる二刀流の価値を改めて知らしめるシーズンとなった。

　こうして他球団のファンからも羨望の眼差しを受ける大谷ではあるが、すでにエンゼルスと契約延長に合意。すっかり見慣れた赤のユニホームで来季も躍動する。