F1ベッテル、チームの垣根超えた粋な追悼 偉大な故人への敬意に海外感動「セブは真の紳士」
自動車レースのF1メキシコGPは30日(日本時間31日)に決勝が行われる。セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は、10月22日に亡くなったレッドブルの共同創業者ディートリヒ・マテシッツ氏を追悼するため、特別仕様のヘルメットを着用する。チームが発表すると、海外ファンを「セブは真の紳士だ」「このヘルメット美しい」と感動させている。
元レッドブルのベッテルが特別仕様ヘルメットを着用
自動車レースのF1メキシコGPは30日(日本時間31日)に決勝が行われる。セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は、10月22日に亡くなったレッドブルの共同創業者ディートリヒ・マテシッツ氏を追悼するため、特別仕様のヘルメットを着用する。チームが発表すると、海外ファンを「セブは真の紳士だ」「このヘルメット美しい」と感動させている。
粋な追悼だ。2009年から14年までレッドブルのドライバーを務めたベッテル。現在はアストンマーチン所属だが、着用するヘルメットはレッドブルカラーの青とシルバーに染められ、側面にはお馴染みの赤い闘牛のロゴも入っている。さらに、シールドの斜め下には「Danke Didi!(ありがとう、ディディ)」と「ディディ」のニックネームで親しまれたマテシッツ氏への感謝も記した。
実際の画像をアストンマーチン公式ツイッターが公開。文面では「ディートリヒ・マテシッツはレッドブルだけでなく、モータースポーツのパイオニアだった」と追悼。「敬意と追悼をこめ、セバスチャン・ベッテルは今週末のメキシコGPで、彼の象徴的なヘルメットの一つであるデザインに戻る。アストンマーチンの全員から、ありがとう、ディディ」と発表した。
チームの垣根を超え、競争者同士の絆が感じられるヘルメット。目の当たりにしたファンからは「このヘルメット美しい」「なんという追悼だ」「とっても特別だね」「セブは真の紳士だ」「完璧だ!」「クールだね」とコメントが寄せられていた。
(THE ANSWER編集部)