82歳マリオ・アンドレッティがF1マシンをドライブ

　自動車レースF1の往年のレジェンドがレース場に戻ってきた。15日（日本時間16日）にマリオ・アンドレッティ氏（米国）が82歳にしてF1マシンを運転。レース場を駆け抜ける動画が公開されると、米ファンから「82歳とは信じられない」「超かっこいい」と驚きの声が寄せられている。

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　エンジン音を響かせた。アンドレッティが運転するマシンが登場。コーナーを難なく曲がり、ストレートを猛スピードで疾走した。21日からサーキット・オブ・ジ・アメリカズ（COTA）で開催されるF1アメリカGPでF1マシンをドライブ。確かな運転技術を披露した。

　英モータースポーツメディア「グッドウッド・ロード＆レース」公式ツイッターが動画を公開。海外ファンからは「80年代に見せていた走り」「82歳とは信じられない」「ただただ驚き」「マリオはレジェンド」「超かっこいい」「なんという瞬間」「レジェンドは止まらない」「刺激になる」と興奮した様子の声が上がった。

　アンドレッティは1968年から82年までF1で活躍し、78年にワールドチャンピオンに輝いた米国を代表するレーサー。その後はインディカーにも参戦していた。今回注目したのが米紙「USAトゥデー」だった。「82歳のレジェンドレーサー、マリオ・アンドレッティがF1で“満足の”走りを見せる」との見出しで記事を掲載。こう続けた。

「アンドレッティはこの数年、マクラーレンのザク・ブラウンCEOと共にレース場に戻ってくると冗談を話していたが、土曜にそれが現実のものになった」「1994年にインディカーで最後のレースを行った場所に戻ってきたアンドレッティは、自ら喜びを走りで表現した」

　輝かしいキャリアを紹介した上で、思い出の地を爆走したことを伝えていた。