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ヘビー級なのに11kg激痩せのKO勝率98%ボクサーに米不安視「細すぎる」「心配になる」

ボクシングの前WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は15日(日本時間16日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われる同級12回戦で同級5位ロバート・ヘレニウス(フィンランド)と対戦する。1年ぶりの再起戦。14日(同15日)は前日計量が行われ、前回より11キロも減量したボディーを披露した。米ファンから「シャープだ」「細すぎる」と賛否の声が上がった。

2021年10月、フューリーと対戦したデオンテイ・ワイルダー【写真:Getty Images】
2021年10月、フューリーと対戦したデオンテイ・ワイルダー【写真:Getty Images】

ワイルダーが肉体改造

 ボクシングの前WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は15日(日本時間16日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われる同級12回戦で同級5位ロバート・ヘレニウス(フィンランド)と対戦する。1年ぶりの再起戦。14日(同15日)は前日計量が行われ、前回より11キロも減量したボディーを披露した。米ファンから「シャープだ」「細すぎる」と賛否の声が上がった。

 ワイルダーが肉体改造を終えた。計量台に乗り、ほっそり引き締まった体を披露。体重がコールされると、両腕で力こぶをつくり、最後にウィンクした。体重は214.5ポンド(97.3キロ)。過去最重量238ポンド(約108.1キロ)だった1年前のタイソン・フューリー戦から一変した。

 計量時の動画を公開した米スポーツ専門局「ESPN」のボクシング専門ツイッターは、前回と今回の体重を紹介。体重に上限のないヘビー級選手の激痩せに対し、米ファンからは「良い感じ」「健康的で相手を破壊する準備ができている」「シャープだ」「ワイルダーにとっては良い体重」と賛成の声が上がった一方、「細すぎる」「心配になる」「吉と出るか凶と出るか」「良いとは思えない」と疑問や不安視するコメントが集まるなど、賛否があるようだ。

 42勝(41KO)の驚異的KO勝率97.6%を誇る最強のワイルダーだったが、フューリーにプロ初黒星を喫し、現在は2連敗中。1年前は11回KO負けだった。減量した効果はリングで表れるのだろうか。

(THE ANSWER編集部)

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