日本に来るのが「なぜこんなに大好きか」 ZOZO参戦の元欧州賞金王が公開した心温まる写真
日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップが13日、アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕。昨年に続いて参戦したトミー・フリートウッド(英国)には、この大会に特別な想いがあるようだ。自身のツイッターで「なぜ日本に来るのがこんなに大好きなのか、すぐに思い出させてくれた」と告白し、心温まる写真を掲載した。
フリートウッドが日本人の少年「リョウタ君」との交流を明かす
日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップが13日、アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕。昨年に続いて参戦したトミー・フリートウッド(英国)には、この大会に特別な想いがあるようだ。自身のツイッターで「なぜ日本に来るのがこんなに大好きなのか、すぐに思い出させてくれた」と告白し、心温まる写真を掲載した。
17年に欧州ツアー賞金王も経験したフリートウッドに心温まる交流が待っていた。
大会前日の12日に自身のツイッターを更新し、2枚の写真を掲載。そこにはフリートウッドの隣でサッカーの英プレミアリーグ・エバートンのユニホームを着た日本人の少年が笑みを浮かべている。少年の背中側を撮影したもう1枚には「FLEETWOOD」という名前が刻まれている。
そして、こう記した。
「日本に戻って1日目で、なぜ我々がここに来るのが大好きなのか、すぐに思い出させてくれた。No.1サポーターのリョウタにまた会えて嬉しい! エバートン、我々はここから応援しているぞ!」
エバートンファンであるフリートウッドは、エバートンのシャツに自分の名前をプリントして着ている少年への想いを告白。「また会えて嬉しい!」という言葉通り、リョウタ君とは縁が以前からあった。
昨年参戦した際、自身のインスタグラムでリョウタ君と一緒に撮った写真を掲載。本人からもらった英文の手紙も紹介し、そこには「僕は2年前にトミーからグラブとサインをもらいました。僕のことを覚えていますか? トミーのスイングが大好きで、毎日トミーの動画を見ながら練習しています。是非、プロゴルファーになりたいです。そして米国のツアーに参加したいです。学ばせてください」などと記されていた。
当時も話題になった小さな大ファンと今年も再会することができて、感激したようだった。
フリートウッドは初日、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで通算イーブンの29位と出遅れたものの、残り3日間で巻き返しも十分可能だ。熱烈な声援を送ってくれるリョウタ君のためにも、ここから意地を見せたい。
なお、首位は通算6アンダーのブレンダン・スティール(米国)が立った。凱旋出場で大会連覇を目指す松山英樹(LEXUS)は通算1オーバーで41位。比嘉一貴(フリー)が通算3アンダーの6位で日本人最上位となっている。