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F1ベッテル、最後の鈴鹿で無線に残していた日本語メッセージが話題「この瞬間は泣いた」

自動車レースのF1日本GPは9日、鈴鹿サーキットで決勝が行われ、今季限りでの現役引退を表明しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は6位だった。その裏で、今季限りで引退する名ドライバーが、9番手に入った8日の予選で話題になったシーンがある。アタック後に無線で最後となる鈴鹿へ、日本語で感謝のメッセージを送った。日本人ファンを「泣かせないでくれよ」「何回見ても感動する」と感動させた。

現役最後となるF1鈴鹿GPで感謝のメッセージを日本語で残したベッテル【写真:ロイター】
現役最後となるF1鈴鹿GPで感謝のメッセージを日本語で残したベッテル【写真:ロイター】

ベッテルが現役最後の日本グランプリ走行

 自動車レースのF1日本GPは9日、鈴鹿サーキットで決勝が行われ、今季限りでの現役引退を表明しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は6位だった。その裏で、今季限りで引退する名ドライバーが、9番手に入った8日の予選で話題になったシーンがある。アタック後に無線で最後となる鈴鹿へ、日本語で感謝のメッセージを送った。日本人ファンを「泣かせないでくれよ」「何回見ても感動する」と感動させた。

 日本語で気持ちを伝えた。予選でアタックを終えたベッテル。無線で「素晴らしいセッションだった。本当に楽しんだよ。このコースは他のどのコースよりずっといい」と英語でチームに伝えると、「アリガトウゴザイマス、スズカ。サンキュー。この場所が恋しくなるだろうね。けど、また明日レースがある。そこでポイントを獲れるように」と日本語を使いながら、現役最後となる鈴鹿への想いを噛み締めていた。

 実際の映像を、F1公式ツイッターが公開。文面に「セバスティアン・ベッテル、鈴鹿最後の予選後に感情がこみ上げる」と記した投稿には、日本人ファンから「これは泣いた」「ベッテルは、なんていいやつなんだ」「セブ、泣かせないでくれよ」「何回見ても感動する」「こちらこそですよ! セブさん!」「この瞬間はマジで涙出た」とコメントが寄せられ、2万3000件以上のいいねがつけられていた。

 35歳のベッテルはドライバーズチャンピオンを4度獲得した名手。鈴鹿ではレッドブル時代に過去4度優勝している。決勝は、スタート時から降り続いた雨で約2時間の中断。3時間規定により28周で終了し、9番手でスタートしたベッテルは、序盤にスピンがありながらも持ち直し6位でフィニッシュした。優勝はレッドブルのマックス・フェルスタッペンで今季12勝目を挙げ、2年連続の総合優勝を決めた。

(THE ANSWER編集部)

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