卓球男子、2大会ぶりメダル確定! 張本智和が2勝、戸上隼輔も再度エース撃破で4強入り
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が7日、中国・成都で行われ、男子準々決勝に臨んだ世界ランク3位の日本は、同9位のポルトガルを3-1で破り、2大会ぶりのメダルを確定させた。第1試合の戸上隼輔が相手エースをまたも撃破し、第2試合の張本智和も完勝。大会直前に1人欠場となったハンディを4人で乗り越え、5大会連続メダルが途切れた前回2018年大会のリベンジを果たした。
世界卓球団体戦男子準々決勝
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が7日、中国・成都で行われ、男子準々決勝に臨んだ世界ランク3位の日本は、同9位のポルトガルを3-1で破り、2大会ぶりのメダルを確定させた。第1試合の戸上隼輔が相手エースをまたも撃破し、第2試合の張本智和も完勝。大会直前に1人欠場となったハンディを4人で乗り越え、5大会連続メダルが途切れた前回2018年大会のリベンジを果たした。
日本の先陣を切ったのは戸上。ポルトガルのエース、フレイタスと対戦した。決勝トーナメント1回戦でブラジルのエース・世界5位のカルデラノを撃破した勢いを持って臨んだが、第1ゲームは8-11で先取された。それでも第2ゲームを11-6で奪い返すと、第3ゲームはレシーブからリズムを作って11-4。第4ゲームも流れを渡さず、11-7で勝ち切った。
第2試合に登場したのはエース張本。ジェラウドと対戦した。第1ゲームは積極的な仕掛けが実って11-8で先取。「チョレイ!」の声が会場内に響いた。第2ゲームはサーブで崩して11-5と圧倒。第3ゲームもサーブ、レシーブともに的を絞らせずに11-6でストレート勝ちした。
第3試合に出場した及川瑞基は39歳の大ベテラン、モンテイロと対戦。第1ゲームはレシーブに正確さを欠いて6-11。第2ゲームを11-5、第3ゲームを11-9と奪い返したが、その後は9-11、8-11と連取されて敗れた。
第4試合に登場した張本はフレイタスと対戦。第1ゲームは相手のサーブに対応できずに7-11と落としたが、第2ゲームは11-7と逆襲。その後も接戦をものにして逆転勝利を収め、ベンチで声援を送り続けた横谷晟らとともに喜びを分かち合った。
3位決定戦がないため、これでメダルが確定。準々決勝敗退に終わった前回2018年大会のリベンジを果たした。準決勝は8日、中国とスウェーデンの勝者と対戦する。
(THE ANSWER編集部)