23日は1次リーグ3試合が行われ、ブラジルが初勝利

　サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会は22日、1次リーグ3試合が行われ、E組では優勝候補のブラジルがコスタリカに2-0で勝利。勝ち点を4に伸ばし、同組の首位に立った。

【完全版】ブラジルが首位に浮上も予断許さぬ展開、ナイジェリアの勝利で、勝ち点1のアルゼンチンは？　すでに敗退決定の5か国は…＜W杯1次リーグ各組の順位表＞

　ブラジルが最後の最後に底力を見せた。0-0のまま後半アディショナルタイム。2戦連続ドローの危機だったが、46分にMFフィリペ・コウチーニョがねじ込みついに均衡を破ると、その6分後には、この日ミスが目立ったエースFWネイマールがドウグラスコスタの折り返しを左足で合わせて追加点を奪い、辛くも勝利。勝ち点を4とした。連敗のコスタリカは敗退が決まった。

　同組のセルビア-スイスは、セルビアが前半5分に先制するなど、優位に進めるが、後半はスイスが持ち味を発揮。7分にMFグラニト・ジャカのスーパーゴールで同点に追いつくと、試合終了間際にはエースFWジェルダン・シャキリが劇的な逆転ゴール。ブラジルと並び勝ち点4とした。

　D組ではナイジェリアがアイスランドに2-0で勝利。今大会初勝利ですでにグループリーグ突破を決めているクロアチアに次ぐ2位に浮上。ここまで勝ち点1と苦しむアルゼンチンにも決勝トーナメント進出の目が出てきた。全てはグループリーグ最終節のナイジェリア戦の結果次第となる。