福島千里、100m全体1位も悲壮「ダサくても、脚ちぎれても、こけても思い切り行く」
陸上の日本選手権兼アジア大会代表選考会(山口・維新みらいふスタジアム)は22日、女子100メートルで日本記録保持者の福島千里(セイコー)が11秒64の全体1位で23日の決勝進出を決めた。
11秒64で全体1位も「全然いいところが見つからなかったので」
陸上の日本選手権兼アジア大会代表選考会(山口・維新みらいふスタジアム)は22日、女子100メートルで日本記録保持者の福島千里(セイコー)が11秒64の全体1位で23日の決勝進出を決めた。
スタートを重心に前に置くフォームに変え、臨んだ今大会初レース。福島は「何か手応えがあればいいなと。気づいたら2、3メートル先にいるようなスタートを意識して練習していたけど、それはできなかったかな。ゆったりな走りでもっとタイムが良ければ良かったけど、全然いいところが見つからないので」と出来には不満げだった。
23日は200メートル予選を経て、100メートルの決勝に挑む。「100の決勝をより良いものにするために200使っていきたい。一生懸命やってないわけじゃないけど、失敗してもいいから思い切りいく。ぐちゃぐちゃでも、ダサくても、負けても、こけても、脚がちぎれてもいいから思い切り。そうじゃないと突き抜けられないと思う」と悲壮な決意を語った。
(THE ANSWER編集部)