大谷翔平、まだあった歴代No.1記録 ジョンソン&シリング超えに米注目「価値がある」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、今季最終戦となった敵地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、5回を投げて1安打6奪三振1失点の力投も9敗目。史上初の投打ダブル規定到達を達成し、衝撃の二刀流イヤーを締めくくった。今季もいくつもの記録を打ち立ててきたが、米記者はマニアックな“歴代No.1記録”を紹介している。
1988年以降、35年間のNo.1記録とは
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、今季最終戦となった敵地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、5回を投げて1安打6奪三振1失点の力投も9敗目。史上初の投打ダブル規定到達を達成し、衝撃の二刀流イヤーを締めくくった。今季もいくつもの記録を打ち立ててきたが、米記者はマニアックな“歴代No.1記録”を紹介している。
今季の大谷は打者として打率.273、34本塁打、95打点をマーク。投手としても166回を投げて15勝9敗、防御率2.33、219奪三振といずれもトップクラスの成績を残した。年間2ケタ勝利&2ケタ本塁打は1918年ベーブ・ルース以来104年ぶり。2桁勝利+30本塁打、200奪三振+30本塁打、600人の打者と対戦し600の打席に立つダブル600など「史上初」も次々達成し、この日で投打ダブル規定もクリアした。
偉業の多さにも注目が集まる大谷だが、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のツイッターで過去35年間において大谷がNo.1となったマニアックな記録を紹介した。「投じられた球と投じた球の合計、ピッチカウントのトラックが始まった1988年以降」との内容で、打者として投げられた球数と投手として投げた球数を合算したランキング。上位5傑は下記の通りだという。
1位 2022年ショウヘイ・オオタニ(5175球)
2位 2021年ショウヘイ・オオタニ(4621球)
3位 1999年ランディー・ジョンソン(4584球)
4位 1998年カート・シリング(4387球)
5位 2001年ランディー・ジョンソン(4380球)
大谷が昨年の自身を554球も上回って1位に。1999年のジョンソンは投手として35試合、271.2回を投げており、98年シリングも35試合で268.2回。これだけ投げるのも近代野球ではなかなか難しいが、166回の大谷は666打席に立っていることもあって1位になった。米ファンからは「これは凄く価値がある」「とんでもない球数だ」とのコメントが寄せられていた。
(THE ANSWER編集部)