エ軍トラウト「不満がたまるよ」「負けるのが嫌いだ」 今季の心境を米メディアに語る
米大リーグ・エンゼルスは5日(日本時間6日)の敵地アスレチックス戦でレギュラーシーズン最終戦を迎える。開幕直後、チームは好調だったものの、6月に14連敗を喫するなど失速。大谷翔平投手の投打の活躍がありながら、8年連続でプレーオフ進出を逃した。負傷で離脱しながら39本塁打をマークした主砲マイク・トラウト外野手は「不満がたまるよ」と語りながら、来季に前向きな姿勢を示したという。米メディアが報じている。
エンゼルスは8年連続でプレーオフ進出逃す
米大リーグ・エンゼルスは5日(日本時間6日)の敵地アスレチックス戦でレギュラーシーズン最終戦を迎える。開幕直後、チームは好調だったものの、6月に14連敗を喫するなど失速。大谷翔平投手の投打の活躍がありながら、8年連続でプレーオフ進出を逃した。負傷で離脱しながら39本塁打をマークした主砲マイク・トラウト外野手は「不満がたまるよ」と語りながら、来季に前向きな姿勢を示したという。米メディアが報じている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「「優れたスタッツを残したものの、エンゼルスのマイク・トラウトは今季は『不満が溜まった』」との見出しで記事を公開した。
トラウトは今季故障もありながら、リーグ2位の39本塁打をマーク。大谷とともにチームを牽引したが、エンゼルスは借金15のリーグ3位。シーズン中にはトラウトがセンターのポジションから同僚投手の癖を指摘し、米メディア「ヤードバーカー」のアダム・スタイツ記者がツイッターで「癖にイライラしている。うんざりしているように見えた」などと伝えたこともあった。
「ロサンゼルス・タイムズ」の記事で、トラウトは「負けるのが嫌いだ。個人的な意見だが、野球では何度も失敗する。打席でもミスを犯す。でも最大のことは気持ちを新たにすること。今シーズン後はそれに取り組むよ」と語ったと伝えられている。
期待されたプレーオフ進出はならず、「不満がたまるよ。我々が望んだ位置じゃない。同僚と話してこれを変えようと全力を尽くしているんだ」と来シーズンに向けて考えている様子。プレーオフ進出には何が必要かと問われると「特定のひとつの事ではないと思う。(ペリー・ミナシアンGMには)計画があり、自分は、ペリーとフロントオフィスが勝てるチームをここに作ってくれると信頼している」と語っている。
エンゼルスはいつ、プレーオフに進出できるのか。トラウトは「(答えるのは)難しい。オーナーは『球団を売る』と言っているし、(ミナシアンGMが)どのような立場なのか誰にもわからない。今冬に起きることは興味深くなるだろう」と、球団売却の行方も大きく関わってくると感じている様子だ。
(THE ANSWER編集部)