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大谷翔平が「MVPに値」と米老舗メディアが強調 62本ジャッジとの議論「接戦ではない」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)の敵地アスレチックス戦に登板予定。1イニングを投げ切れば史上初の投球回&打席のダブル規定到達となる。今季も投打に躍動したが、米国ではア・リーグ新記録の62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とのMVPレースも注目されている。そんな中、米国のスポーツ専門誌は「オオタニが2年連続でやってのけていることとは同じ土俵にない」と、大谷MVPを推しているようだ。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷&ジャッジのMVPレースは米国でも議論の的に

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)の敵地アスレチックス戦に登板予定。1イニングを投げ切れば史上初の投球回&打席のダブル規定到達となる。今季も投打に躍動したが、米国ではア・リーグ新記録の62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とのMVPレースも注目されている。そんな中、米国のスポーツ専門誌は「オオタニが2年連続でやってのけていることとは同じ土俵にない」と、大谷MVPを推しているようだ。


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 1954年創刊と歴史ある米著名スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版は、「ショウヘイ・オオタニはアーロン・ジャッジを抑えてMVP受賞に値する」との見出しで記事を掲載。ジャッジと比較し、大谷こそがMVPに相応しいと記している。

 記事ではジャッジについて「ヤンキースのスラッガーは過去最高のシーズンを過ごしているが、それは我々がエンゼルスで見ている二刀流センセーションとは同じ土俵ではないのだ」と紹介。ジャッジについては今季の優れた打撃成績を伝えたうえで「もう一度言っておく。ジャッジの2022年の成績は目を見張るものがあるが、オオタニが2年連続でやってのけていることとは同じ土俵にないのだ」と強調している。

 理由については「今季のジャッジのような活躍を目指す打者は毎年のようにおり、本塁打数で及ばなくても総合的な成績として10年か30年に1人くらいは成功する選手が出てくる。しかし、オオタニが2年連続でやっていることは、それをやろうとする選手すら出てこない。彼の偉業はそれほど例のないことで比較できるのはただ一つしかなく、ベーブ・ルースを頼りに出してみてもオオタニの偉業は正当に評価できない」と、歴史を破ったジャッジより、歴史を作り続ける大谷の方を評価しているようだ。

 大谷は5日(同6日)のアスレチックス戦に先発予定。「最終戦でオオタニが1イニング投げたら、史上初の投打での規定到達選手となる」「オオタニは本当の意味での二刀流であり、世界最高峰の野球リーグを彼自身のリトルリーグにしてしまうのだ」とも同誌は伝え、今季投打にリーグトップクラスの成績を残している大谷を称賛した。

 MVPレースについては米国でも議論の的になっており、記事でも「MVPについて書いたり論じたりしている人たちは、大接戦であり投票は困難を極めるとしている」としながら「しかし実際はそれほど接戦ではない」としている。

(THE ANSWER編集部)


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