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大谷翔平、ノーヒッター寸前の衝撃の15勝目 守備中のトラウトも「エグイ」と呟いた108球

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、8回2死までノーヒットノーランの快投。8回2安打1四球無失点10奪三振で自己最多15勝目を挙げ、史上初の投打規定到達にあと1イニングに迫った。

アスレチックス戦で力投するエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
アスレチックス戦で力投するエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地アスレチックス戦で8回0封、ノーヒッターまであと4人に迫る快投

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、8回2死までノーヒットノーランの快投。8回2安打1四球無失点10奪三振で自己最多15勝目を挙げ、史上初の投打規定到達にあと1イニングに迫った。

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 ノーヒットノーランを夢見る快投で、大谷が衝撃の15勝目を挙げた。初回先頭に四球を出して以降は、縦に落とし、横に曲げる変幻自在のスライダーを武器に三振の山。2回に縦スライダーで三振を奪った際にはこの日、地元放送局の中継でマイクをつけられたセンターのトラウトが「エグイ」とつぶやいたほど。7回まで無安打投球を継続し、8回も2死までアウトを奪った。大記録まであと4人から初ヒットを打たれ、この回限りで降板となったが、本拠地は大歓声だった。

 打っても初回に自らを援護するタイムリーで今季94打点目を挙げるなど、2安打1打点をマーク。史上初の投打規定到達にあと1イニングと“王手”をかけた。10月5日(同6日)の公式戦最終戦となる敵地アスレチックス戦で、歴史的な二刀流シーズンのフィナーレを飾る。

(THE ANSWER編集部)


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