ジャッジ61号にロジャー・マリス愛息が主張 薬物使用なく「62号打ったらMLB歴代HR王に」
米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が28日(日本時間29日)、敵地ブルージェイズ戦の7回に61号2ランを放った。1961年にロジャー・マリスが打ち立てたリーグ記録に到達。ジャッジの母とともに観戦したマリスの愛息は、薬物使用などないジャッジの記録の価値を主張した。
クリーンなジャッジの記録の価値を強調「球界は記録を見直し、行動起こすべき」
米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が28日(日本時間29日)、敵地ブルージェイズ戦の7回に61号2ランを放った。1961年にロジャー・マリスが打ち立てたリーグ記録に到達。ジャッジの母とともに観戦したマリスの愛息は、薬物使用などないジャッジの記録の価値を主張した。
歴史的アーチを見届けたマリスJr.氏は、試合後に会見に出席。その一部を米ニューヨークの中継局「YESネットワーク」公式ツイッターが動画で紹介した。その中で「自分だけでなく、多くの人にとって意味のあるものだと思う」と切り出した。
「彼は(薬物使用などなく)クリーンだし、ヤンキースの選手だし、正しいやり方でプレーしている。62号を打ったら、アメリカン・リーグだけでなく、1シーズンにおける歴代本塁打王として尊敬されるべきだ」
90年代から2000年代初頭は筋肉増強作用のあるステロイド使用がメジャー全体で広がっていたとされ、今の時代に生まれた記録の価値を強調。「球界は記録を見直して、行動を起こすべき」と訴え、1985年に亡くなった偉大な父の記録に並んだジャッジの偉業をたたえた。
(THE ANSWER編集部)