女子ダブルス優勝杯は“日本の伝統”を形に ユニークな逸品手に海外選手はニッコリ
女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンは25日に東京・有明の森テニス公園で決勝が行われ、ダブルスはガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)、ジュリアナ・オルモス(メキシコ)組がストレート勝ちし、優勝を飾った。女子テニス協会(WTA)は公式インスタグラムで2人に贈られたユニークなトロフィーの写真を公開している。
東レ・パンパシフィック・オープン、ダブルスを制した2人に贈られたのは…
女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンは25日に東京・有明の森テニス公園で決勝が行われ、ダブルスはガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)、ジュリアナ・オルモス(メキシコ)組がストレート勝ちし、優勝を飾った。女子テニス協会(WTA)は公式インスタグラムで2人に贈られたユニークなトロフィーの写真を公開している。
コート上での表彰式で笑顔を見せるダブロウスキーとオルモス。2人が持っているのは羽子板状の優勝トロフィーだ。シングルスを制したリュドミラ・サムソノワには蒔絵が施された漆器皿が送られており、趣が異なるがこちらも日本の風情が見事に反映されている。松の木と富士山、さらに桜の絵が描かれ、やはり蒔絵が施されている。
WTA公式ツイッターは「第2シードのガブリエラ・ダブロウスキーとジュリアーナ・オルモスが今年2個目のトロフィーを東レ・パンパシフィック・オープンで獲得した」との文面とともに写真を公開。日本ファンからは「ダブルスは羽子板なのね」「トロフィーが日本らしくて、外国人選手は嬉しいだろうなぁ」などと関心が寄せられていた。
ダブロウスキー/オルモス組は5月のマドリード・オープン以来となる今季2勝目。ダブロウスキーは別の選手と組んだ前週のチェンナイ・オープンに続く2週連続でのタイトル獲得となった。