17歳馬場咲希、藍プロの教え実践で1打差2位 中学生に敗れるも「楽しめています」
ジュニア女子ゴルファーを対象にした第3回宮里藍インビテーショナルSupported by SUNTORY最終日が25日、茨城・PGM石岡GCで行われた。大会側から招待された中学1年から高校2年までの33人が出場。日本人として37年ぶりに全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希(代々木高2年)は3位から出て、6バーディー、1ボギーの67で回って通算9アンダーの2位。優勝には1打届かなかったが、宮里からの教えも実践し、ショット、パットも復調の手応えをつかんだ。首位で出た叶結衣(沖学園中3年)は68で回って通算10アンダーとし、馬場と1打差でフィニッシュ。大会初の中学生優勝者となった。
第3回宮里藍インビテーショナルSupported by SUNTORY
ジュニア女子ゴルファーを対象にした第3回宮里藍インビテーショナルSupported by SUNTORY最終日が25日、茨城・PGM石岡GCで行われた。大会側から招待された中学1年から高校2年までの33人が出場。日本人として37年ぶりに全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希(代々木高2年)は3位から出て、6バーディー、1ボギーの67で回って通算9アンダーの2位。優勝には1打届かなかったが、宮里からの教えも実践し、ショット、パットも復調の手応えをつかんだ。首位で出た叶結衣(沖学園中3年)は68で回って通算10アンダーとし、馬場と1打差でフィニッシュ。大会初の中学生優勝者となった。
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最終18番パー4。馬場のバーディーパットは、わずかに外れた。ピン左から6メートルのスライスライン。入れば(カウントバック方式で)優勝の状況で、「絶対に届かせる」の意識で打ち、ボールは思った通りの転がりだったという。
「打った瞬間、入ると思いました。でも、思い通りに打てたので良かったです」
首位に2打差からのスタートで最終組。1番ティーに入る前から「今日はマッチプレーの意識で」と考えていたという。前半は思うようにバーディーが決まらずも、後半は「バーディーを獲って獲られての展開」。優勝には1打届かなかったが、「藍プロにレッスン会で教わったようにクラブの番手を迷った時も、決断した後はその番手でどう打つかだけを考えられました」などと振り返った。
今夏は全米女子オープン、全米女子ジュニア選手権、全米女子アマチュア選手権、世界女子アマチュアチーム選手権を経験し、前週は国内ツアー・住友生命Vitalityレディス東海クラシックに出場した。一方、今大会は参加33人のジュニア大会だったが、「同じテンションでプレーできましたか?」の問いに馬場は「はい」と即答し、「どんな試合でも結果はともかく楽しもうと思っていますし、実際に楽しめています」と笑顔で返した。
表彰式でも宮里と並んでニコリ。アイアンショットはピンに絡むようになり、ドライバーショットについても「振り切る」ことを意識し、飛距離は戻りつつある。次戦の日本女子オープン(9月29~10月2日、千葉・紫CCすみれC)に向けては吉兆。自身が初めて出場する国内メジャー大会でも、楽しみながら上を目指す。
【成績上位者】
優勝(-10)叶結衣
2位(-9)馬場咲希
3位(-8)徳永歩
4位(-3)茶木詩央
5位(-3)岡安優菜
※同スコアはカウントバック方式で順位決定
(THE ANSWER編集部)