大谷翔平、寒い雨中で崩れない熱投14勝目に敵将脱帽「思い通り投げられない時さえ…」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ツインズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。投げては6回途中3安打2失点で自己最多を更新する14勝目、打っては1安打1打点で今季90打点目を挙げた。史上初の「シーズン200奪三振&30本塁打」を達成。104年前に2桁勝利2桁本塁打を達成していたベーブ・ルースの「13勝&11本塁打」をともに上回った。
ツインズ監督「正直、ある程度満足しているよ」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ツインズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。投げては6回途中3安打2失点で自己最多を更新する14勝目、打っては1安打1打点で今季90打点目を挙げた。史上初の「シーズン200奪三振&30本塁打」を達成。104年前に2桁勝利2桁本塁打を達成していたベーブ・ルースの「13勝&11本塁打」をともに上回った。
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雨中の敵地で制球を乱す場面もありながら、6回途中2失点と力投した大谷。打っても7回に中前タイムリーを放つなど、投打で躍動し、ワイルドカードでプレーオフ進出を目指しながら4連敗中だったツインズに手痛い敗戦を見舞った。
試合後、米メディア「バリー・スポーツ・ノース」公式ツイッターが紹介したツインズのロッコ・バルデッリ監督のインタビュー動画では、大谷について「彼は本当に優れた球を持っている。鋭い球を投げられるし、自分の思い通りの投げられていない時でさえ空振りを奪える。天候が悪かったら、投手にとっては、時にそういう状況下でプレーするのは難しい」と評した。
その上で「今夜、彼の投球はシーズン後半戦のものとは少し違ったかもしれない。ここまでは極めて圧倒的な投球をしてきたからね」と脱帽。「だから、我々がただスイングするのではなく、彼に良い球を投げさせようと強いたことには正直、ある程度満足しているよ」と敗れたにも関わらず、手応えを語った。
さらに「試合の少し深めの回まで投げられたけど、我々は彼を降板させて接戦にした。彼のような投手と対峙した時に勝つチャンスがある接戦を演じられるのは良いことだ。彼に対する打線も堅実だったと思う」と打線を労っていた。
(THE ANSWER編集部)