MVP候補ジャッジに「654球の甘い球を投げた」 HR量産の“要因”を米データ会社が指摘
米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は、今季ここまで59本塁打。1961年にロジャー・マリスが記録したア・リーグ本塁打記録の61本まであと2本に迫っている。米データ分析会社は、ジャッジに対して投手が投じた甘い球の数を紹介。「この数字はクレイジー」「良い打者は甘い球を見逃さない」と米ファンは様々な反応をしている。
ア・リーグHR記録まであと2本
米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は、今季ここまで59本塁打。1961年にロジャー・マリスが記録したア・リーグ本塁打記録の61本まであと2本に迫っている。米データ分析会社は、ジャッジに対して投手が投じた甘い球の数を紹介。「この数字はクレイジー」「良い打者は甘い球を見逃さない」と米ファンは様々な反応をしている。
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今季5月から3か月連続で月間10本塁打以上を放つなど、量産しているジャッジ。ここにきて打撃の状態が上がっているのか、9月は打率.474、OPSは驚異の1.564をマークしている。19日(日本時間20日)時点で本塁打、打点はリーグトップ。打率も.3162で3位だ。打率首位はアラエス(ツインズ)の.317で、三冠王も視野に入れている。
そんなジャッジについて、米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式ツイッターはあるデータを紹介した。「MLBの投手は今季アーロン・ジャッジに654球を真ん中付近に投じている。これより多く投じられた打者は8人のみ」と、投稿文面で甘いボールを650球以上投じられてきたことを伝えた。
さらに「ジャッジはこれらの球に対し、打率.456、長打率1.106、41本塁打を記録している。どれもMLBで最高の数字だ」と、甘い球を逃さず打ち返していることも記している。これに米ファンからは「怖がって投げると真ん中付近に行ってしまうものだ」「良い打者は甘い球を見逃さない」「興味深い」などと失投をしっかりとらえるジャッジに注目したコメントが書き込まれた。
一方では「まるでアシストしているようだ」「ショウヘイ・オオタニだったら何本打っているか!」「俺が投手だったら最強打者に真ん中は投げない」「この数字はクレイジー。投球ミスが多すぎる」「なぜこんな投球をやめないの?」となどと、甘い球が多すぎるという視点からこうした意見も書き込まれていた。投手として13勝、打っても34本塁打のエンゼルス・大谷翔平投手とのMVP争いも注目されている。
(THE ANSWER編集部)