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錦織らと別の山 フェデラー、“前哨戦”は「好都合なドロー」と英紙分析

男子テニスの世界ランク26位・錦織圭(日清食品)はウィンブルドンの前哨戦となる18日開幕のゲリー・ウェバー・オープンに第7シードで出場する。同じ大会に第1シードで参戦するのは前回覇者で同2位のロジャー・フェデラー(スイス)。英メディアでは大会における王者の組み合わせについて「好都合」と分析。その理由には、復調著しい日本のエースの存在もあるという。

ロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】
ロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】

ウィンブルドン前哨戦は錦織、ズベレフらと別の山に

 男子テニスの世界ランク26位・錦織圭(日清食品)はウィンブルドンの前哨戦となる18日開幕のゲリー・ウェバー・オープンに第7シードで出場する。同じ大会に第1シードで参戦するのは前回覇者で同2位のロジャー・フェデラー(スイス)。英メディアでは大会における王者の組み合わせについて「好都合」と分析。その理由には、復調著しい日本のエースの存在もあるという。

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「ロジャー・フェデラーはウィンブルドンの最終準備となるハレ・オープンで好都合なドローを手にした」と特集したのは、英地元紙「デイリー・エクスプレス」だった。

 ウィンブルドン連覇のかかる「芝の王者」はクレーシーズンの大会には参戦せず。芝のハレで4大大会の準備を進めることになるが、初戦では世界70位のアリアス・ベデネ(スロベニア)と対戦することが決まった。記事によると、大会連覇に好都合な理由は対戦相手にあるという。

「フェデラーはアレクサンダー・ズベレフ、ケイ・ニシコリ、ロベルト・バウティスタ・アグートと別の山になった」と指摘。世界ランク3位ズベレフ(ドイツ)、同16位バウティスタ(スペイン)とともに、右手首の故障から復活し、4月のモンテカルロ・マスターズで準優勝した復活の錦織と決勝まで対戦しないドローが、覇権維持を目指すフェデラーにとって有利と分析されている。

 一方でフェデラーは準決勝で難敵に遭遇する可能性がある。「彼は全仏オープンのファイナリスト、ドミニク・ティエムとセミファイナルで対戦するかもしれない」と記事では言及。順調にいけば、フェデラーは全仏4回戦で錦織を撃破した同7位のティエムと対戦することになる。

 錦織はウィンブルドン前哨戦でフェデラーと頂上決戦を迎えることができるだろうか。

(THE ANSWER編集部)


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