大谷翔平MVPをジャッジ派に力説 219勝右腕が1年で方針転換「私は投手だからわかる」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手のMVP争いに注目が集まる中、レッドソックスなどで活躍したレジェンド右腕は大谷を猛プッシュした。ジャッジ派の2人に対し「シーズンが終われば、再びオオタニがMVPに輝いている」と断言し、理由を力説している。
大谷翔平&ジャッジのMVP論争
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手のMVP争いに注目が集まる中、レッドソックスなどで活躍したレジェンド右腕は大谷を猛プッシュした。ジャッジ派の2人に対し「シーズンが終われば、再びオオタニがMVPに輝いている」と断言し、理由を力説している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
米有料チャンネル「TBS」の人気番組「リードオフ」は、今季のア・リーグMVP争いをテーマに放送した。ヤンキースOBのカーティス・グランダーソン氏は大谷の活躍を認めながらも、ジャッジ派を明言。「ア・リーグの本塁打記録を塗り替えるペースです。文字通りヤンキースを牽引しています。それが私が支持する理由です」と力説した。55本塁打で首位球団にいるジャッジを推している。
内野手として2007年ナ・リーグMVPのジミー・ロリンズ氏も、グランダーソン氏に同調。「今年のオオタニは際立っています。去年以上の活躍かもしれませんが、ヤンキースのパフォーマンスから言えばジャッジです」と語った。チーム状況の支持の違いを根拠にしていた。
ジャッジ派の主張に不敵な笑みを浮かべていたのは、メジャー通算219勝で殿堂入りしているペドロ・マルティネス氏だった。「私はジャッジの活躍を評価している。だが、去年も私は議論したんだが、1000イニング守備に就くことは君に意味があるのか?」。こう質問したマルティネス氏に対し、ロリンズ氏は「たくさんの意味がある」と回答。すると、マルティネス氏は持論を展開した。
「それを私はオオタニ(MVP)の論拠にしたい。彼は130イニング以上投げているんだ。それがどれだけ足に負担になるのか、わかっているのか? 私はピッチャーだったからわかる。あれだけ三振を取るのがどういうことなのか」