敗戦後にラケット2本破壊 テニス全米OPで大暴れの選手に海外辛辣「往生際が悪いね」
テニスの全米オープン(OP)は6日(日本時間7日)、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク25位ニック・キリオス(オーストラリア)が同31位カレン・ハチャノフにフルセットの末に敗戦した。試合直後にはコートにラケットを叩きつけて破壊。大暴れには海外ファンから「往生際が悪いね」「これは哀れだ」と辛辣な声が上げられている。
準々決勝で敗退直後にラケットを破壊
テニスの全米オープン(OP)は6日(日本時間7日)、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク25位ニック・キリオス(オーストラリア)が同31位カレン・ハチャノフにフルセットの末に敗戦した。試合直後にはコートにラケットを叩きつけて破壊。大暴れには海外ファンから「往生際が悪いね」「これは哀れだ」と辛辣な声が上げられている。
大熱戦の直後だった。キリオスは勝負が決するとハチャノフと健闘を称え合い、審判とも握手した。すると突然、ベンチ前でラケットをコートに4度も叩きつけた。1本目を投げ捨てると、予備のラケットもバッグから出して再びコートに1度強打。その間約7秒。会場からは「Wow」と声が上がっていた。
実際の映像を欧州衛星放送「ユーロスポーツ」公式ツイッターが公開。文面に「ニック・キリオスは、自身初のグランドスラムのタイトルを獲得する真のチャンスを逃したことを分かっている」と記した投稿には、海外ファンから「酷い態度だ」「常にドラマがあるわね」「悪いスポーツマンシップだ」「往生際が悪いね」「情熱を持つことはいいけど、これは哀れだ」「馬鹿げているし大人げない」と辛辣なコメントが寄せられていた。
米大手テレビ局「CNN」は試合後に蛮行に及んだキリオスのコメントを紹介。「多くの人を落胆させてしまった。4大大会のみに意味がある。また1からのスタートだ。全豪オープンまで待たなければいけない。打ちのめされた気分だよ。自分だけではなく、自分を応援してくれている人々にとってもね」と敗戦を振り返っていた。
(THE ANSWER編集部)