大谷翔平、敵ファンすら虜にした“三振後の粋な対応”が米話題「なんて素敵な人なの」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手の“神対応”が、敵地のファンをも虜にしている。5日(日本時間6日)の本拠地タイガース戦、大差がついた8回の打席で、相手は野手が登板。大投手ロジャー・クレメンスの四男で、外野手登録のコディ・クレメンスと対戦し、見逃し三振に倒れた。喜んだコディは、翌日大谷に記念球へのサインをお願い。メッセージ付きでもらっていたことが伝えられていたが、「なんて素敵な人なの」「オオタニを愛する理由はこれ!」などと米ファンの反響が集まっていた。
タイガース戦、三振奪われた相手の記念ボールにサイン
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手の“神対応”が、敵地のファンをも虜にしている。5日(日本時間6日)の本拠地タイガース戦、大差がついた8回の打席で、相手は野手が登板。大投手ロジャー・クレメンスの四男で、外野手登録のコディ・クレメンスと対戦し、見逃し三振に倒れた。喜んだコディは、翌日大谷に記念球へのサインをお願い。メッセージ付きでもらっていたことが伝えられていたが、「なんて素敵な人なの」「オオタニを愛する理由はこれ!」などと米ファンの反響が集まっていた。
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大谷の快い対応が、敵地デトロイトのファンの心をも掴んだ。2本塁打を放ったタイガース戦、8回1死一塁の第5打席で対戦したのは、今季メジャーデビューした26歳コディ・クレメンス。9点差がついたための野手登板だった。緩いボールでファウルを打たされるなど1-2と追い込まれると最後は68.4マイル(約110キロ)を見逃し。三振に倒れた。
これにコディはガッツポーズ。ベンチにボールを投げ、記念球として取っておくように味方に求めた。試合後には、大谷にサインをもらって額に入れるかも知れないと明かしたことが米記者に伝えられていたが、コディは一夜明けてインスタグラムのストーリーを更新。ケースに入ったボールの画像を投稿したが、そこには「なんてエグイ投球なんだ!」との英語メッセージと、大谷のサインが記されていた。
米メディアにも称賛された大谷の対応を、タイガース公式ツイッターも紹介。「Game respect game.」と文面に記し、記念球の画像とコディの奪三振シーンも投稿した。すると、敵地ファンからも大谷とコディに対するコメントが集まった。
「こういうの大好き! なんて素敵な人なの!! 2人とも!! 本当に素晴らしい!!」
「ショウヘイ・オオタニ並みにかっこよくなるのはルール違反にすべき」
「オオタニは野球界のヤニス。英語が母国語ではないのにユーモアがあって、しかも抜群に圧倒的なのに気品がある」
「彼はユニコーン、ベーブ・ルースから三振を取った。すごいよ。これは持っておくことに価値がある」
「懐の広いエンターテイナー」
「私たちがショウヘイ・オオタニを愛する理由はこれ!」
「とっても素晴らしい。こういうスポーツを見たかった!!」
「にっこりしてしまった。ありがとう。オオタニは何とレジェンドなのか。コディも素晴らしいよ」
「だからショウヘイはユニコーンなんだよ」
通算354勝、4672奪三振の偉大な父を持つコディ。思わぬ形で対峙した大谷との経験は、米ファンの心にも強く残ったようだ。
(THE ANSWER編集部)