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大谷翔平から三振奪った敵軍野手「超クールだ」 明日の試合で記念球に本人サイン希望

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地タイガース戦に「3番・DH」で先発。31、32号の1試合2本塁打を放つなど、チームの10-0の勝利に貢献した。32本塁打はリーグ2位に。一方、8回の打席で相手は野手が登板。見逃し三振に倒れた。見事に抑えたのは、ロジャー・クレメンスの四男、コディ・クレメンス。外野手登録の26歳は、大谷を抑えてガッツポーズを繰り出し、記念球を要求した。

9回に登板し大谷翔平から三振を奪ったコディ・クレメンス【写真:ロイター】
9回に登板し大谷翔平から三振を奪ったコディ・クレメンス【写真:ロイター】

クレメンス四男、外野手登録のコディ「スーパークールだ。彼は球界最高の選手」

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地タイガース戦に「3番・DH」で先発。31、32号の1試合2本塁打を放つなど、チームの10-0の勝利に貢献した。32本塁打はリーグ2位に。一方、8回の打席で相手は野手が登板。見逃し三振に倒れた。見事に抑えたのは、ロジャー・クレメンスの四男、コディ・クレメンス。外野手登録の26歳は、大谷を抑えてガッツポーズを繰り出し、記念球を要求した。

 生涯、忘れられない三振になったかもしれない。タイガースは9点ビハインドで迎えた8回、4番手に外野手登録のクレメンスを送った。1死一塁で対戦した大谷は、緩いボールにタイミングが合わず、ファウルを打たされた。そして、クレメンスが1-2と追い込んで投じた4球目、68.4マイル(約110キロ)を見送ったが、外角に決まり見逃し三振に。マウンド上でガッツポーズを繰り出したクレメンスはベンチにボールを投げ、記念球として取っておくように味方に求めた。

 今季5月にメジャーデビューした26歳は、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者のツイートによると「自分はただアウトを取ろう試みた。その結果があんな風になったのはスーパークールだよ。彼は球界最高の選手。だから、とてもクールな瞬間だったよ」と語り、翌日に大谷にサインを頼んで額に入れるかもしれないと明かしたという。

 また、米ミシガン州地元局「バリー・スポーツ・デトロイト」の中継では、マウンドに送り出したA.J.ヒンチ監督は「コディは満面の笑みだったね。ショウヘイは脱帽していた。彼が(大谷)野手と対戦したことがあるかどうか分からないけど、コディの一生の思い出になっただろうね」と振り返り、「彼の父が(大谷に対して)どのように投げるかは分からないけど、コディは『父が奪えなかっただろう三振を俺は奪った』といつでも言えるね」と笑顔で話したという。

 クレメンスはMLB通算354勝の大投手ロジャー・クレメンスの四男。思わぬ形でマウンドに上がり、特別な三振を奪った。1点を失ったが、この回を投げ抜いて野手登板の役目を果たした。

(THE ANSWER編集部)


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