海外サッカーで少年乱入 選手が咄嗟に取った対応に称賛「リスペクトだ」「一流だね」
海外サッカーのドイツ1部ブンデスリーガで少年による仰天の乱入劇が起こった。2日(日本時間3日)に行われた第5節のドルトムントVSホッフェンハイム戦の終盤、少年ファンがピッチに乱入して試合が一時中断。海外メディアが動画を公開すると、海外ファンからは「リスペクトだ」「一流だね」といった声が上がっている。
ドイツ1部ブンデスリーガ、ドルトムントVSホッフェンハイム戦
海外サッカーのドイツ1部ブンデスリーガで少年による仰天の乱入劇が起こった。2日(日本時間3日)に行われた第5節のドルトムントVSホッフェンハイム戦の終盤、少年ファンがピッチに乱入して試合が一時中断。海外メディアが動画を公開すると、海外ファンからは「リスペクトだ」「一流だね」といった声が上がっている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
違和感なき乱入劇だった。ホームのドルトムントが1点リードで迎えた後半41分、ホッフェンハイムに左からの突破を許し、懸命に戻るドルトムントの守備陣。ペナルティーエリアに入った相手選手にパスがわたってピンチかと思われた。しかし、突然プレーが中断。逆サイドからは警備員が勢いよくピッチ内に入ってきた。
よく見ると、ゴール前に戻った選手たちに交じってドルトムントのユニホームを着た少年ファンの姿が。選手と見間違ってもおかしくない格好だったが、唯一違っていたのは、選手たちのパンツが黒だったのに対し、少年は黄色だったことだ。警備員は“なりすまし”の少年をすぐに保護。最後はMFジュード・ベリンガムと肩を組みながらピッチから退場させられた。
米スポーツ専門局「ESPN」サッカー専門ツイッターは動画を公開。「ベリンガムが試合中に乱入したこの若いファンをピッチから連れ出さなければいけなかった」と記した。一時的に“12人”となったドルトムントに対し、海外ファンから「リスペクトだ」「試合中にこんなことするのは嫌いだ」「ベリンジャーは一流だね」「この子は友達全員に自慢するだろうね」と賛否の声。「サッカーを愛する全ての子どもがこうだろう!」と、少年の気持ちをくみ取ったコメントも寄せられ、話題を集めている。
英紙「デイリー・スター」は「ジュード・ベリンガムのスター性により乱入劇が発生、ドルトムントの勝利を邪魔する」との見出しで報道。少年はベリンガムのファンだったようだ。記事では「ジグナル・イドゥナ・パルクで警備をかわし、ピッチへ乱入したファンは一直線にベリンガムへ向かった」「乱入によるアディショナルタイムが生じたにもかかわらず、幸運にもドルトムントは同点弾を許さなかった」とリポートしている。
試合は前半16分に挙げたMFマルコ・ロイスの得点をドルトムントが守り切り、1-0で勝利。4勝1敗の勝ち点12として暫定首位に立っている。
(THE ANSWER編集部)