大谷は「3番・DH」で先発

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は31日（日本時間1日）、本拠地ヤンキース戦に「3番・DH」で先発出場。初回の第1打席でヤンキースのエース右腕ゲリット・コール投手から大飛球を放つも、相手の中堅手に好捕された。パワーを見せつけたシーンを米実況席は「2ランを逃した」「コールがヒックスに感謝している」などと伝えた。

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　惜しくも30号とはならなかったが、大谷が大飛球を放った。初回1死一塁の第1打席。コールが投じた外角の変化球をセンターへはじき返す。高々と打ちあがったボールに、中堅手ヒックスはフェンス際まで後退。ジャンプ一番、好捕した。ヒヤリとした表情も見せたマウンド上のコールは、右手を上げてヒックスを称えていた。

　昨年も大谷に大飛球を打たれ、覚悟したような仕草を見せていたコール。試合を中継した米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況マット・バスガーシアン氏は「ショウヘイは2ラン本塁打を逃しました」と残念そうに振り返り、「ヤングファンも信じられないようです」と客席にいた子供の様子も伝えていた。

　また敵地の米ニューヨーク州地元局「YESネットワーク」の放送では、解説のジョン・フラハティ氏が「コールはヒックスに感謝してますね」とコールの様子に注目していた。