マリナーズ球団殿堂入りセレモニー

　米大リーグ・マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏の球団殿堂入りセレモニーが27日（日本時間28日）、本拠地ガーディアンズ戦前に行われた。エンゼルスの大谷翔平投手もビデオメッセージを送ったセレモニーでは、他に祝福コメントを寄せた面々も超豪華。それぞれが、偉大な背番号51にビデオメッセージを送った。

　スーパースターの晴れ舞台でスーパースターたちが祝福の言葉を送った。現役時代はイチロー氏と同僚だった通算630本塁打のケン・グリフィーJr.氏もスーツ姿で出席。盟友のスピーチには涙を浮かべる場面もあった。エドガー・マルティネス氏も来場。大谷も「小さい頃から目標にしていました」と祝福したビデオメッセージでは、通算303勝を誇るランディ・ジョンソンらレジェンドたちも登場していた。

ケン・グリフィーJr.（マリナーズで同僚、MLB殿堂入り）「俺が好きな“イチロー・モーメント”は初めて会った時だ。95年に会った。ベニハナ（鉄板焼きレストラン）に行ったよな。すぐに意気投合した。イチローが大好きだ。俺たちは最高の選手になるという共通の目標を持っていた」

ランディ・ジョンソン（マリナーズ背番号51の先輩）「イチロー、おめでとう。殿堂入りは非常に相応しい。もう一つの殿堂入り会場で私たちはまた会えるだろう。おめでとう。良い一日を過ごして」

エドガー・マルティネス（マリナーズで同僚、球団殿堂入り）「イチロー、球団殿堂入りおめでとう。あなたと一緒にプレーすることはとても楽しかった。今夜を楽しんで」

アルバート・プホルス（2001年MLBデビューの“同期”）「マイブラザー、イチロー。球団殿堂入りおめでとう。素晴らしいキャリアだった」