27歳、Youtubeで現役引退を発表「すごく難しい判断だった」

　フィギュアスケートの村上大介が14日、Youtubeで現役引退を発表した。涙をこらえるようにして「すごく難しい判断だったけど、スケートを辞めることにしました」と報告。日本フィギュア界を盛り上げた27歳の決断に対し、安藤美姫さんは「ダイスが見せてくれた演技や頑張りに感謝」と労いのツイートをしている。

　村上はこの日、Youtubeで「引退することを決めました」と涙ながらに報告。「すごく難しい判断だったけど、27歳として次の4年間を頑張ると自分に聞くと、世界中で若い選手が育っているので、その中でベテランとして活躍するのは難しいので、スケートを辞めることにしました」と理由を語っている。

　これに対し、安藤さんは「ダイス、寂しいけど決断を応援します、みんな君が大好きだよ。氷上で見せてくれたあらゆるものに感謝します！！！」と英語でツイート。さらに「ダイス　お疲れ様　ダイスが見せてくれた演技や頑張りに感謝　第二のスケート人生ずっと応援してるありがとう」と日本語でもねぎらっている。

　10歳で米ロサンゼルスでスケートを始め、米国代表としても活躍したが、07-08年シーズンから日本代表に転向。14年NHK杯でGPシリーズを初制覇した。同じ時代に日本フィギュア界を盛り上げてきた盟友に対し、安藤さんも思いを込めて言葉を贈っていた。