全豪OP決勝進出のナダルに「目に見える変化」 地元紙が「復活の要因」分析
テニスの全豪オープンで男子シングルス決勝に進出した世界ランク9位のラファエル・ナダル(スペイン)。準決勝では同15位のグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)を4時間56分の激闘の末に破り、3年ぶり4度目の決勝進出を引き寄せた。
29日の決勝でフェデラーと激突へ
テニスの全豪オープンで男子シングルス決勝に進出した世界ランク9位のラファエル・ナダル(スペイン)。準決勝では同15位のグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)を4時間56分の激闘の末に破り、3年ぶり4度目の決勝進出を引き寄せた。
昨年は左手首の負傷で全仏オープンを途中棄権。その後のウィンブルドン選手権も欠場するなどケガに苦しむシーズンとなった。しかし、迎えた今大会は復調を遂げ、2014年の全仏オープン以来となるグランドスラム決勝に進出。29日には宿命のライバル、ロジャー・フェデラー(スイス)と雌雄を決することになった。
そんな30歳に関して、スペインの地元紙が「ナダルが好調を取り戻した5つの理由」と題して、復調の要因を分析している。スペイン地元紙「マルカ」電子版が伝えている。
同紙が挙げた第1の要因は同郷で元世界1位のカルロス・モヤ氏との契約だ。昨季までミロシュ・ラオニッチ(カナダ)のコーチを務めたモヤ氏とのタッグは奏功しているようで、記事では「オーストラリアでのナダルの試合は目に見えて変化が出ている」とレポートしている。