故意にボークを犯すMLB投手が出現 その理由に米注目「クレイジー」「野球は面白い」
米大リーグでまさかの“珍光景”に注目が集まっている。16日(日本時間17日)、ホワイトソックスの投手がセットポジションからボールを落とし、ボークを献上。アストロズの走者を故意に進塁させるという作戦をとったようで、米ファンからは「賢い野球」「この作戦はクレイジー」といった声が上がっている。
ホワイトソックスのシーズが選択した“故意”のボーク
米大リーグでまさかの“珍光景”に注目が集まっている。16日(日本時間17日)、ホワイトソックスの投手がセットポジションからボールを落とし、ボークを献上。アストロズの走者を故意に進塁させるという作戦をとったようで、米ファンからは「賢い野球」「この作戦はクレイジー」といった声が上がっている。
ホワイトソックスの本拠地で行われたアストロズ戦。問題のシーンは、ホワイトソックスが1-3とリードされた5回2死二塁の守備で生まれた。
マウンド上の先発ディラン・シーズが、5番カイル・タッカーと対峙。セットポジションに入ったが、突然ボールを右手から落とした。当然、球審はボークを宣告。二塁走者ブレグマンは三塁進塁が許された。しかし、シーズは全く慌てる素振りはなかった。
米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式ツイッターは「ディラン・シーズの意図的なボーク」との文言で動画を公開。米イリノイ州地元局「NBCスポーツ・シカゴ」も、シーズのボークは故意によるもので、二塁走者によるサイン盗みの対策を取ったものだと記事で報じた。
動画を見た米ファンからは「賢い野球」「サイン盗みだと思ったから?」「これは面白い」「アストロズにサインのリレーはさせない」「この作戦はクレイジー」「野球って面白いね」など、さまざまな意見が寄せられている。結局、シーズはタッカーを中飛に打ち取り、5回3失点で降板。7回に追いついたホワイトソックスは8回に勝ち越し点を奪い、4-3で勝利した。
(THE ANSWER編集部)