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大谷翔平、CY賞左腕攻略の激走三塁打に米実況も感嘆「疲れているはずなのに」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)の本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、4打数3安打で8月4日以来の猛打賞。これまで苦手としていた昨季のサイ・ヤング賞左腕ロビー・レイ投手を攻略し、第3打席には快足を飛ばし、今季4本目となる三塁打を放った。この一打に米地元局の実況席からは「疲れているはずなのに」「彼はユニコーン」と感嘆の声が上がっている。

第3打席、快足を飛ばし三塁へ駆けるエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
第3打席、快足を飛ばし三塁へ駆けるエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)の本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、4打数3安打で8月4日以来の猛打賞。これまで苦手としていた昨季のサイ・ヤング賞左腕ロビー・レイ投手を攻略し、第3打席には快足を飛ばし、今季4本目となる三塁打を放った。この一打に米地元局の実況席からは「疲れているはずなのに」「彼はユニコーン」と感嘆の声が上がっている。

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 快音の後の激走にスタンドが沸いた。2-0でリードして迎えた大谷の5回の第3打席。1-2と追い込まれたが、5球目のスライダーを逆らわずに左中間に運んだ。打球がフェンスに到達する間に、躊躇なく大谷は快足を飛ばして三塁を陥れた。

 米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況を務めるパトリック・オニール氏は「三塁まで行った! 4本目の三塁打だ!」と大興奮。解説のマーク・グビザ元投手は「強者左腕相手に左中間へ。このスライダーをこれだけ遠くに飛ばせる彼はどれだけ強いのか。そしてスピードだ。昨日の登板で脚は疲れているはずなのに」と前日に6回7安打2失点、8奪三振と力投しながら活躍を続ける大谷に対して感嘆の声を上げた。

 オニール氏が「疲れているようには見えませんね」と話すと、グビザ氏は「彼はユニコーンだからね」と返答。改めて二刀流で活躍し続ける大谷のタフネスぶりに一目置いた。

 大谷はレイに対して過去3打席ですべて三振を喫し、この日の第1打席でも空振り三振。4打席4三振と苦手にしていたが、3回の第2打席で右前打を放ったのに続き、第3打席では激走の三塁打で攻略に成功した。チームは6回に逆転を許して2-8で敗戦したものの、大谷の奮闘が光る試合だった。

(THE ANSWER編集部)


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