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大谷翔平、CY賞候補投手とそっくりの“新魔球” 衝撃の変化に米驚愕「エイリアンだ」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。6回7安打2失点、8奪三振と力投したが今季11勝目はならなかった。この試合で大谷が投じた変化球が米国で話題となっている。米データ分析会社はナ・リーグのサイ・ヤング(CY)賞候補投手と比較し「エイリアンだ」と衝撃を伝えている。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

マリナーズ戦で投じたシンカーが米話題

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。6回7安打2失点、8奪三振と力投したが今季11勝目はならなかった。この試合で大谷が投じた変化球が米国で話題となっている。米データ分析会社はナ・リーグのサイ・ヤング(CY)賞候補投手と比較し「エイリアンだ」と衝撃を伝えている。

 初回から“新魔球”を披露した。1死走者なしでタイ・フランス内野手を右打席に迎えた3球目だ。内角へ食い込むような軌道の97.4マイル(約156.7キロ)の一球。反応したフランスのバットは豪快に空を切った。18インチ(約45.7センチ)も曲がった変化球。MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」は「シンカー」と記録していた。

 実際の動画を「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで公開。米ファンからは「ちょっと待って……シンカーだと??」「シンカーを持ち球に加えたの??」「凄すぎるな」「現実とは思えないよ」「何を投げてるだって?」と驚愕の声が上げられていた。

 米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式ツイッターもこれに反応。動画を引用し、文面では「サンディ・アルカンタラ、2022年のシンカーの平均:球速97.6マイル、縦変化21.4インチ、横変化17.7インチ。ショウヘイ・オオタニ、昨晩のシンカーの平均:球速97.4マイル、縦変化21.5インチ、横変化17.2インチ。エイリアンたちだけがこれを6種目の持ち球にしている」とつづった。

 「スタットキャスト」によると、大谷は昨日の登板で6球のシンカーを投じていた。MLB公式サイトなどナ・リーグのCY賞有力候補に挙げられているマーリンズのアルカンタラ。今季リーグ1位の防御率1.92を誇る右腕も顔負けの“新魔球”に注目が集まっていた。

(THE ANSWER編集部)

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