ツインズのバルデリ監督「彼に注目している」名手コレア「史上最高の1人だ」

　米大リーグのエンゼルスは12日（日本時間13日）、本拠地でツインズに0-4で敗れた。「2番・DH」でスタメン出場した大谷翔平投手は無安打だったが、ツインズの監督と名手は二刀流のスーパースターへの心酔ぶりを明かしている。米メディアが報じている。

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「彼は登板しないが、ツインズの眼はショウヘイ・オオタニに釘付けに」と見出しで特集したのは、ミネソタ地元紙「パイオニア・プレス」だった。次回は15日のマリナーズ戦で先発予定の大谷。3連勝がストップしたツインズとの連戦ではリアル二刀流を披露する機会はないが、それでも敵軍は大谷に注目しているという。

「対戦相手だとしても、フィールド上で視線を注いでしまう数少ない選手の1人。彼はやることなすこと、ただただ信じられないくらい感銘を受けるんだ」と絶賛したのはツインズのロッコ・バルデリ監督。「私の視線は彼に注がれる。ダイヤモンドで躍動してもらいたくはないのだが、彼に注目しているんだ」と話したという。

　昨オフにアストロズから大型契約で移籍してきた名手カルロス・コレア内野手は常々大谷を称賛しているが、「彼は史上最高の選手の1人。間違いなく最高のタレント。チームへの貢献としてみれば、彼は8回完封もできるし、1試合2本塁打も放てる。盗塁もできてしまうし、やりたい放題だ」と改めて脱帽したという。

　さらに「ただただ別格。こんなの見たことがない」とまでコレアは称賛。記事では「コレアは彼（大谷）との対戦、彼の試合へのアプローチ、そして毎晩歴史を打ち立てることを愛している」と報じている。対戦相手のメディアのみならず、監督や選手からも大きな愛情が二刀流に注がれている様子だ。