エンゼルスからトレード移籍後負けなしの右腕、元選手が称賛「毎晩勝つ機会与えてる」
米大リーグ・フィリーズのノア・シンダーガード投手は10日(日本時間11日)の本拠地マーリンズ戦に先発。6回6安打2失点4奪三振の力投で、勝ち星こそつかなかったものの、4-3の勝利に貢献した。エンゼルスからトレード移籍後2試合に登板して負けなし。チームも7連勝すると、元MLB選手も「毎晩勝つチャンスをチームに与えている」と称賛した。
シンダーガードがフィリーズ移籍後負けなし
米大リーグ・フィリーズのノア・シンダーガード投手は10日(日本時間11日)の本拠地マーリンズ戦に先発。6回6安打2失点4奪三振の力投で、勝ち星こそつかなかったものの、4-3の勝利に貢献した。エンゼルスからトレード移籍後2試合に登板して負けなし。チームも7連勝すると、元MLB選手も「毎晩勝つチャンスをチームに与えている」と称賛した。
シンダーガードは、2回と4回に1点を奪われるも、シンカーとスライダーを軸に粘り強いピッチングで6回を投げ切った。すると8回、今季のサイ・ヤング賞候補にも名前の挙がる、サンディ・アルカンタラを攻めあぐねていた打線が奮起。エンゼルスからトレードで加入したブランドン・マーシュの適時打などで一挙に3点を追加し逆転した。
MLB公式テレビ局「MLBネットワーク」の公式YouTubeチャンネルは「フィリーズが7連勝 ここ15試合で13勝」と題した動画を公開。現役時代ブレーブスなどで活躍し、2009年WBCで米国代表としてプレーしたマーク・デローサ氏は、動画の中で「シンダーガードはメッツ時代の様にローテーションのトップ選手ではないかもしれないが、毎晩勝つチャンスをチームに与えている」と右腕を称賛していた。
フィリーズはこの試合で7連勝を達成。翌日の同カードで0-3と敗れたものの、プレーオフ進出へ向けて前進している。フィリーズ移籍後、2試合で先発し1勝0敗のシンダーガードは、新戦力として早くも貢献しているようだ。
(THE ANSWER編集部)