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ゴルフ世界1位が珍行動 同組選手のライン横切りに米メディア注目「不文律破った」

米男子ゴルフのプレーオフ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権は11日、米テネシー州メンフィスのTPCサウスウインド(7243ヤード、パー70)で開幕。世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)は3バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの1オーバーだった。12番でボギーを叩いた後、ラインを読む同組選手の目の前を横切る行動に米メディアが注目。「不文律破った」「アクシデントでも無いこと」と伝えている。

スコッティ・シェフラー【写真:ロイター】
スコッティ・シェフラー【写真:ロイター】

米男子ゴルフプレーオフ第1戦、セントジュード選手権初日でのワンシーン

 米男子ゴルフのプレーオフ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権は11日、米テネシー州メンフィスのTPCサウスウインド(7243ヤード、パー70)で開幕。世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)は3バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの1オーバーだった。12番でボギーを叩いた後、ラインを読む同組選手の目の前を横切る行動に米メディアが注目。「不文律破った」「アクシデントでも無いこと」と伝えている。

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 話題となったのは390ヤードの12番パー4だった。5打目を沈めてボギーとしたシェフラー。無表情でグリーンを歩く中、同組のキャメロン・スミス(オーストラリア)が、しゃがんでラインを読んでいるのに気づかなかったのか、目の前を無言で横切った。スミスも驚いたようにシェフラーを見上げていた。

 実際のシーンを米スポーツ専門局「FOXスポーツ」オーストラリア版公式ツイッターが公開。文面に「スコッティ・シェフラーはキャム・スミスを侮辱した?」と記した投稿に、海外ファンからは「そう思うね」「間違いない」「スミスのリアクションを見るに、そうだろうね」「スミスは侮辱を認めた後、集中し直した。スーパースターだ」とコメントが寄せられていた。

 米紙「USAトゥデー」のスポーツとエンタメの専門サイト「フォー・ザ・ウィン」は「スコッティ・シェフラーが初日にやったことについて、キャメロン・スミスは全く嬉しそうではなかった」との見出しで記事を掲載。「アクシデントだったのか? その可能性はあるが、通常プロはそんなことをやらない。アクシデントでさえも」と指摘した。

 米紙「ニューヨーク・ポスト」は「キャメロン・スミスのLIVゴルフの噂が強まる中、スコッティ・シェフラーが気まずい瞬間を過ごす」との見出しを打って記事を掲載。「ゴルフの不文律のひとつを破ったにもかかわらず、シェフラーは気まずいことなど何も起きなかったかのように続けた」と伝えた。しかし、13番でスミスがイーグルを沈めると、2人がハイタッチをしていた事も紹介していた。

 結局、スミスはこのパットを沈めてパーでしのぎ、1イーグル、4バーディー、3ボギーの67で回って3アンダー。首位と5打差の30位とした。シェフラーは、14番までに4オーバーまでスコアを落とすも、そのあと巻き返して71で回り、1オーバー86位で第1日をまとめた。

(THE ANSWER編集部)

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