大谷翔平、ジャッジとのMVP争いにカナダ識者主張「意味ある試合をしている選手に…」
MVPにジャッジを推す理由は「ヤンキースからジャッジを抜いたら…」
エンゼルスが最後にポストシーズンに進出したのは2014年で、ロイヤルズに3連敗して敗退している。ブレア氏は、長年低迷が続くチームでの個人成績は評価していないようだ。それでも、バーカー氏は「ブラディミール・ゲレーロJr.は昨季、最後まで意味のある試合をしていたが、MVPを受賞したか?」とチクリ。打率.311、48本塁打、123打点と大爆発したブルージェイズの主砲の“前例”を挙げた。
ブレア氏は「アーロン・ジャッジは60本塁打打つぞ。彼がMVPを受賞しないわけがない。ヤンキースでプレーしているのだし」と断言。バーカー氏が大谷の二刀流選手としての価値を強調する中、ブレア氏は「ヤンキースで60本塁打を打って地区優勝したら、彼(ジャッジ)がMVPを受賞しない訳がない」と話し、こう続けた。
「こう見てみようじゃないか。エンゼルスからショウヘイ・オオタニを抜いたらどうだ? 彼らはより良いチームになるか? それともより悪くなる? ヤンキースからジャッジを抜いたら? それでも71勝で地区首位か? そんなわけがない! 自分にとっては簡単な投票だよ」
2季連続でのMVP受賞となれば、ア・リーグでは2012年と13年に受賞しているタイガースのミゲル・カブレラ内野手以来。二刀流の活躍でMVP受賞レースが熱を帯びてきているようだ。
(THE ANSWER編集部)