大谷翔平トレード打診をパドレスGMが認める 舞台裏告白「ナショナルズは早い段階で…」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今夏にトレードの噂が取り沙汰されたが、残留となった。しかし、水面下では他球団も獲得に向け、準備を進めていた様子。パドレスのA.J.プレラーGMは「球団内でも議論はあった」と獲得に乗り出していた事実を認めた。
プレラーGMが米メディアで「オオタニ獲得実現の実感はあったか」と問われ…
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今夏にトレードの噂が取り沙汰されたが、残留となった。しかし、水面下では他球団も獲得に向け、準備を進めていた様子。パドレスのA.J.プレラーGMは「球団内でも議論はあった」と獲得に乗り出していた事実を認めた。
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今夏は大谷とともに目玉候補だったのフアン・ソト外野手をナショナルズから獲得していたパドレスのプレラーGMは米紙「ニューヨーク・ポスト」のポッドキャスト番組「ザ・ショー・ウィズ・ジョエル・シャーマン&ジョン・ヘイマン」に出演。その中で、ホストのジョン・ヘイマン氏から「あなたたちはオオタニのトレードにも乗り出していたと伝えられているが、実現できる実感はあったか」と問われた。
「球団内でも議論はあった」と明かしたプレラーGMは「2人(ソトと大谷)ともエイリアン級のタレントで唯一無二の存在。スポーツラジオの議論のようなことが部屋の中で起きていたよ。どちらを獲るべきなのか、2人とも獲れるのか、とね」とし、球団内で大谷とソトいずれか、あるいは両獲りかとの検討があったという。
「ナショナルズは早い段階から聞く耳を持っていて、前向きさがうかがえた」とした一方で「エンゼルスは『考えておこう』という感じで、彼(大谷)をトレード市場に出すのかはっきりした姿勢を見せていなかった」と付け加えた。「最終的には彼らはオオタニを出さなかったから、我々はソトの取引をした」としており、頑なに大谷残留を貫いたエンゼルスのスタンスに折れた格好となったようだ。
(THE ANSWER編集部)