欧州2歳G1で21年ぶりの衝撃 7馬身差Vの最強タッグに英興奮「ストライド凄い」
7日(日本時間8日)にアイルランドのカラ競馬場で行われた競馬の2歳G1フェニックスステークス(芝1207メートル、6頭立て=1頭取り消し)でライアン・ムーア騎手のリトルビッグベア(牡、オブライエン)が1分11秒27で完勝。中団から驚異の末脚を繰り出して2着馬に7馬身差をつけ、世代最初の2歳G1ウイナーとなった。英メディアは動画を公開。海外ファンからは「ロケット」「モンスター」といった興奮まじりの声が上がっている。
欧州2歳世代最初のG1フェニックスステークス
7日(日本時間8日)にアイルランドのカラ競馬場で行われた競馬の2歳G1フェニックスステークス(芝1207メートル、6頭立て=1頭取り消し)でライアン・ムーア騎手のリトルビッグベア(牡、オブライエン)が1分11秒27で完勝。中団から驚異の末脚を繰り出して2着馬に7馬身差をつけ、世代最初の2歳G1ウイナーとなった。英メディアは動画を公開。海外ファンからは「ロケット」「モンスター」といった興奮まじりの声が上がっている。
圧倒的な“豪脚”を披露した。ため逃げの手に出た単勝2番人気のリトルビッグベアは、ゴールまで残り300メートルの地点で名手ムーアがゴーサイン。豪快なアクションから追い出されると2番手以下をあっという間に突き放し、手前をきれいに変えながら末脚を伸ばしてゴールに飛び込んだ。2着のペルシアンホースにつけた着差は、短距離では驚異の7馬身。期待の新星が勝ち名乗りを上げた。
このレース映像を英競馬番組「レーシングTV」の公式ツイッターが公開。ファンからは「まるでウサイン・ボルト」「信じられない走り」「息をのむほど素晴らしい」「ストライドが凄い」「マジでロケット」「あれはモンスター」といった称賛の声が上がった。ムーア&オブライエンという“欧州最強タッグ”による圧勝劇にファンも酔いしれた。
英専門誌「レーシングポスト」の調べによると、フェニックスステークスで7馬身差の圧勝は21年ぶり。エイダン・オブライエン調教師のコメントも紹介し「彼より素晴らしい馬を私は知らない。アングルシーでのレースも素晴らしかったが、土曜は輝いていた」と称賛していた。過去にはロックオブジブラルタルやガリレオ、近年ではスノーフォールなどを育てた名トレーナーにとっても衝撃は大きかったようだ。
(THE ANSWER編集部)