エンゼルス傘下で惨事 打ち上げ花火が客席へ発射、米報道「派手すぎる事件が起きた」
米大リーグ・エンゼルス傘下の試合で打ち上げ花火が観客席に向かって飛んでいく惨事が起きた。5日(日本時間6日)に行われた2Aのトラッシュパンダズとカブス傘下のスモーキーズの一戦で発生。米紙は動画付きで「派手すぎる事件が起きた」と報じた。
米マイナーリーグで花火が客席へ発射される惨事
米大リーグ・エンゼルス傘下の試合で打ち上げ花火が観客席に向かって飛んでいく惨事が起きた。5日(日本時間6日)に行われた2Aのトラッシュパンダズとカブス傘下のスモーキーズの一戦で発生。米紙は動画付きで「派手すぎる事件が起きた」と報じた。
打ち上げ花火がこっちに飛んできた。照明の消えたスタジアム。中堅スタンド辺りで花火が上がっていたが、突然一塁内野席に向かって火の玉が猛スピードで飛び出した。芝生席の観客は大混乱。悲鳴を上げる人もいれば、興奮したように笑い声を漏らす人も。急いで逃げ出すファンもおり、球場は騒然としていた。
米紙「ニューヨークポスト」は動画付きで記事を掲載。「マイナーリーグで花火が誤ってファンの方向へ」と見出しを打ち、「派手すぎる事件が起きた」と報じた。主催者だったアラバマ州の花火の企画製造会社「ピロ・ショーズ」は「ホルダーが間違った場所に挿入されていた」と発表したという。記事はこう付け加えた。
「エンゼルスの傘下であるこのチームは、負傷者はいなかったと発表している。しかし、映像で確認すると、芝生に座っているファンたちの方向に花火が打ち上げられているのがわかる」
幸いにも怪我人はいなかったようだ。記事によると、球団は「全ての関係者は今後このようなことが二度と起こらないように細心の注意をしていく」とツイッターで発表。「花火会社は30年以上の歴史の中で、このようなことは一度も起きなかったと話している」と説明したという。花火は試合後のセレモニーの一部だったようで、パンダスが4-1で勝利していた。
(THE ANSWER編集部)