大谷翔平移籍は「雷が落ちる衝撃」 争奪戦に参戦しない名門に地元局嘆き「ガッカリ」
米大リーグで現在大きな話題を集めている2人の大物選手のトレード話。エンゼルスの大谷翔平投手とナショナルズのフアン・ソト外野手の去就については8月2日(日本時間3日)のMLBトレード期限を前にさまざまな報道が出ているが、そんな中で名門球団の“沈黙”に地元メディアから嘆き節が出ている。
トレード期限目前で大きな盛り上がるを見せるMLB
米大リーグで現在大きな話題を集めている2人の大物選手のトレード話。エンゼルスの大谷翔平投手とナショナルズのフアン・ソト外野手の去就については8月2日(日本時間3日)のMLBトレード期限を前にさまざまな報道が出ているが、そんな中で名門球団の“沈黙”に地元メディアから嘆き節が出ている。
昨シーズンのMVPで今季も二刀流として9勝&22本塁打をマークしている大谷。そして、今年のオールスターのホームランダービーを制した天才スラッガーのソトはともに今夏のトレードの可能性が報じられ、複数の球団が興味を示していると言われている。トレードが実現すれば4~5人の有力選手が動く可能性がある“ビッグディール”だ。
メッツなど一部の球団はすでに“接触”を図っているようで、現場サイドも熱を帯びている中、名門レッドソックスは大きな動きを見せていない。これについて米地元放送局「NBCスポーツ・ボストン」は「レッドソックスはショウヘイ・オオタニやフアン・ソトに手を出さないだろう。それはガッカリなことだ」との見出しで落胆ぶりを報じた。
「本来ならその2つのニュースは雷が落ちるような衝撃を与えるものだった。しかし、通り過ぎてしまったのである。今月、トレード市場に2人のスターが登場した。エンゼルスはサイ・ヤング賞の可能性もあるMVP二刀流選手、ショウヘイ・オオタニのトレードについて他球団の声を聞いていることが明らかになった。しかし、レッドソックスが関与することなく2人はどこか違うところに移籍するだろう」とすでにレッドソックスとは無関係な話であるような内容だ。
レッドソックスは昨年の同時期にナショナルズからMLB屈指の長距離砲カイル・シュワーバー外野手を獲得し、大きな話題を集めた。しかし、ア・リーグ東地区最下位に沈む今季は「オールスター選手のJ.D.マルティネスとベテラン捕手のクリスチャン・バスケスをトレード期限までに放出するだろう」と売り手に回っている様子だ。
記事では「ソトとオオタニがどこかに移籍するような雷が落ちる出来事を、窓を通して意気消沈しながら見ることしかできない」と最後まで嘆き節を連発していた。
(THE ANSWER編集部)