大谷翔平の去就にNYポスト紙が新たな報道「エ軍が超大型トレードの可能性受け入れる」
8月2日にトレード期限が迫り、米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手の去就に注目が集まっているが、米紙「ニューヨーク・ポスト」は放出拒否の方針が伝えられていたエンゼルスが他球団のトレード話に耳を傾け始めたと報じている。
28日付の記事で報道「初めてオオタニのトレードオファーに耳を傾ける」
8月2日にトレード期限が迫り、米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手の去就に注目が集まっているが、米紙「ニューヨーク・ポスト」は放出拒否の方針が伝えられていたエンゼルスが他球団のトレード話に耳を傾け始めたと報じている。
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「エンゼルスがショウヘイ・オオタニのブロックバスター(超大型)トレードの可能性を受け入れる」との見出しで特集したのは、28日付の米紙「ニューヨーク・ポスト」。ジョン・ヘイマン氏とジョエル・シャーマン氏という名物記者2人の共同執筆で報じられている。
「エンゼルスがショウヘイ・オオタニのトレードオファーに耳を傾けるのは、これが初めてかもしれない。複数の球団が二刀流の怪物のディールに関する電話をかけているが、ユニークなスーパースターを含むトレード話はかなりあり得ないように見えるが、エンゼルスは電話を切っていない」
このように記し、これまで残留濃厚と報じられていた大谷について、エンゼルスはまだ交渉の窓口を締め切っておらず、初めて「耳を傾けた」と指摘した。
開幕1か月は快進撃を演じたが、以降は急降下しているエンゼルス。14年以来のポストシーズン進出が厳しい状況にあり、記事では「全選手のオファーに耳を傾ける必要がある」と指摘。トレード拒否条項を契約に盛り込んでいる長期契約のマイク・トラウト外野手以外の選手はトレード要員になるとした。
一方、大谷獲得をエンゼルスに申し出たという他球団の幹部2人は、現場介入の傾向が強いというエンゼルスオーナー、アート・モレノ氏の意向から、大谷トレードについて「かなり薄い」「ゼロに近い」と話し、別の球団幹部は「彼らはトッププロスペクト4人くらい要求している」と障壁の高さを証言したという。
エンゼルスが仮に交渉の席についたとしても、二刀流の大谷に見合うトレード要員がネックとなり、現実的には難しいというのが実情のようだ。
記事では、大谷獲得の可能性がある5球団を記述。ナショナルズからの巨額オファーを断り、トレード要員となったファン・ソト外野手の獲得を狙い、マイナーに有望株が充実している球団を根拠に、パドレス、レンジャーズ、ドジャース、カージナルス、マリナーズを挙げている。
(THE ANSWER編集部)