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「選手間の意思統一がはっきりしていた」 レジェンドが日本―イタリア戦を速報解説

小野澤さんはイタリア戦について「勝つべくして勝った試合」と評した【写真:編集部】
小野澤さんはイタリア戦について「勝つべくして勝った試合」と評した【写真:編集部】

アタックにも太鼓判、「内でも外でもトライを取り切れているのは大きい」

 イタリアは伝統的にFWの強さが武器だが、スクラムでも押し負けなかった。ペナルティは決して少なくはなかったが、致命的なものはなかった。

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「セットプレーも安定していたし。課題といえば(イタリアの)1本目のトライくらい。日本の2本目のトライ(福岡のトライ)はターンオーバーからスピードを生かす形で、すごく良かったと思います。内でも外でもトライを取り切れているのは大きいですね」

 日本より上の「ティア1」に格付けされているイタリア相手に快勝。しかもダブルスコアなのだから、この結果はチームにとっても非常に大きいものがある。

「何よりお客さんも見ていて安心できたんじゃないでしょうか。普通に勝ったという印象。この結果は自信になると思いますが、試合後の姿を見ても派手に喜ぶというよりは、自分たちの任務を遂行して、勝つべくして勝ったという内容だと感じます。今後が本当に楽しみになりました」

(THE ANSWER編集部)


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小野澤 宏時

 1978年3月29日、静岡県島田市生まれ。静岡聖光学院高から中大を経て、サントリーに入社。2001年に日本代表デビュー。03年のトップリーグ開幕戦で同リーグのトライ第1号となる。同年のワールドカップに出場し、以後、07年、11年とW杯は3度出場。日本人で唯一3大会連続のトライを決めている。

 2012年にトップリーグ通算100トライを達成。日本代表81キャップは大野均(東芝)に次ぐ歴代2位。

 現在は福井県体育協会に所属し7人制でプレー。サッカーJ1清水のアスレチックアドバイザー、東京調布市で「ブリングアップラグビーアカデミー」を主催するなど多方面で活躍している。

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